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日本一の大アカマツ伐採決定!「もののけ姫」のこだまを想った。

日本一太い松、と言われている山形県
の大アカマツが伐採されるそうです。

(朝日デジタルより引用)

「日本一太い」マツとして親しまれてき
た山形県最上町東法田の大アカマツ(
定樹齢600年)が6月にも伐採されること
になった。
「枯死」と診断され、倒木などの恐れが
あるためだ。
幹回り8・56メートルで、高さ26メートル。
山の中腹の斜面に立つ。
1988年度の環境庁(当時)の調査で、ア
カマツとしては日本一、マツでは香川県
志度町(現さぬき市)のクロマツに次ぐ
2番目の太さと認められた。
93年5月にクロマツが枯死して「日本一」
に昇格すると、山形県は同12月に県天然
記念物に指定した。  
2003年に町が譲り受けるまでは個人が所
有し、氏神や神木として守り育てられて
きた。
18年ごろから葉が赤く変色し、19年8月
に樹木医が「枯死」と診断。
県は天然記念物の指定を解除した。


この情報を知ってすぐに浮かんだのが
私が、ジブリ映画で最も感銘を受けた
『もののけ姫』

この映画の大きなテーマは「人間と自然
の対立」

『もののけ姫』に登場するこだまは基本
的にひらがな、カタカナで表記されてい
ることが多いですが、漢字で表記すると
「木霊」
文字通り、木に宿っている精霊のこと。

物語の終盤、破壊されていく森の中で、
こだまたちの死体が大量に降ってくるシ
ーンがあります。
木々の精霊である彼らは、木が死んでし
まうと生きていくことができない。

その後、荒廃しきった森に新芽が芽吹き、
その中に一匹だけこだまがいる、という
シーンで物語は終わります。

こだまが大量に死んでしまうシーンは、
森が破壊されてしまったことの暗喩です
が、ここで新たにこだまがいるというこ
とは、ここから森が再生していくという
ことを表していると考えられます。


「人間と自然の共存」は、私たち人間に
とって一生の大きなテーマだと思います。

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