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Record.108 《伊雑宮》

◆伊雑宮への道中

2020年7月4日。

いざ、車で伊雑宮へ向かった。

【伊雑宮に行く理由】↓↓

行くまでの一週間、なぜかカラスや鳩や小鳥の死骸をよく見た。

そして、車で走る道中も鳥の死骸を見かけた。

全て含めると5匹ほど見た。

『こんな立て続けに鳥の死骸、見ることある?(;゜―゜)』

ナカムーと何か意味があるんだろうね……と話すけど分からなかった。

とりあえず、お腹の眼に関係がある伊雑宮に向かうのに、闇側が邪魔しに来るだろうと、伊雑宮の神様によくよくお願いしながら向かった。

真夜中に出たので、行きしなは下道を通ったのもあり、ずっと真っ暗。

梅雨に入っていたので、雨も降っていた。

滋賀の下道を走っていたときに途中、車の後部座席に何か『存在』が乗車してきた。

運転するナカムーがビビらないように黙っていたけど、その存在は私達の間にヌーン!と顔を出して、私達の顔をめっちゃ見てきた。

(めっちゃ見るやん……もう~(ー_ー;))

真夜中で真っ暗やったからさすがに不気味だった。

運転するナカムーも、

『あれ、今、人立ってなかった?』

と言ったり、

窓の外を見ていたら、車と並走して田園の中を走る『存在』がいたり、

なんだか、妖怪的な存在が沢山いた感じだった。

不気味だけど邪魔されている感じもなく、どちらかというと道案内してくれているように感じた。

滋賀といえば忍者。

呪術や妖怪が盛んな時代があっただろうし、もしかしたら前世の忍者時代は滋賀にいたのかもな~、なんて思っていた。

◆猿田彦神社

明け方着いて、最初に向かったのは三重県猿田彦神社。

昔見た神社の夢で、神社の名前が見えた時に『猿田~』と人名ぽい名前が書かれていて起きて、

(猿が付く名前なんてあるんかなあ~猿の神様?人の名前みたいだったけど…)

と、調べたら出て来た神社。

夢を見てから何年か経っていたけど、目的地近くにあったので行った。

神社に入ってすぐに木から雨のしずくが頭に落ちて来た。

ナカムーは、社の屋根の上に白い天狗がいると言っていた。

私は拝んでる時に、ナカムーの後ろにでっかいのがヌーンって来たのを感じて、白と黄緑の色が見えた。

あと、奥にある畑みたいなとこにはさらに大きな天狗がいる気がした。

なんか、カッコいい

◆伊勢神宮

次に、伊勢神宮外宮へ向かった。

雨は小雨になり晴れて来た。

外宮に着いて駐車場から向かう途中、なぜか手がビリビリし始めた。

『わお(;゜∀゜)』

ブイ~ンと、手がバイブレーションをしているのだ。

前回来た時にはない現象。

何人か施術した後に『気』が手に集まってそういう状態によくなるけど、

この時は車から降りた瞬間から始まった。

豊受大神をお参り。

私は、

【こんにちは。実と申します。あの~、なんかよく分からないんですけど、私のお腹に眼があるらしいんです。眼が開いたら世界が変わるとかなんとか言われまして…(笑) ほんまっすかね?
何か世のためになるもんなら開けちゃってください!宜しくお願いしま~す!】

と、心の中でベラベラとお祈りした。

全てのお参りをこのスタイルで行こうとしていた私。

祈り終わると、

『ほい、次いこうぜ!』

と、軽快に歩いていた。

次に、森の奥が気になり行ってみると、あまり人目につかない感じの社があった。

御祭神の名前は忘れた……というか名前が確かなかったな。

そこでも同じように祈ると、

《修羅の道になるぞ》

と、聞こえた気がした。

気のせいかな?内容的に、気のせいであってほしいが……(ー_ー;)

と思いつつも、

(今までも充分修羅の道やったんで、もうついでにっす~~♪)

と言って私はおじぎして去った。

すると、サッサと歩く私の後ろで、後ろ髪引かれているナカムー。

『どうしたん?』

『なんか……待てって言われてる………』

『そうなん?( ・◇・)』

『ちょっと………オレもっかい行ってくる……』

そう言ってナカムーは森の中の社に戻って行った。

少しして戻って来たナカムーに話を聞いた。

『なんかさ、最初「待て」って言われて、無視してたら「待て、小僧」って言われて、でも実ちゃんがどんどん歩くから「ちょ、先を急いでるので」って言ったら、「待てと言ってるだろう!」って言うから戻ってん。たぶん、実ちゃんに「待て」って言ってたと思うけど、早いから(笑)』

『ごめん、ガンガン次行こうとしてたけん(;´∀`)』

『たぶん、さっきの豊受大神さん?と同じ人な気がしたけど……さっき豊受大神さんとこで、「お前は何を望む?」って聞かれて、「平和です」って言ったら「並大抵の事ではないぞ」って言われてん。でも応援してくれる感じやった』

『私もさっきの森のとこで「修羅の道になるぞ」って言われたよ』

『森のとこでは「世界の平和を望みます」って言ったら、「光を与えよう」って光をくれて、「隣の女性にかかっている」って言ってたで…』

『…(;゜∀゜)まじ?』

『うん………やっぱり、神のアニマさんが"お腹の眼が開く時に世界が変わる"って言ってたのと関係あるんやろな……』

『…え~~……そんなん漫画すぎるやんか~…』

そして内宮へ。

内宮に着くと、さらに手がビリビリしだした。

今ヒーリングしたらめっちゃ面白そうだ。

正宮。

ナカムーは、

『ヒミコさんと同じエネルギー感じた』

と言った。

私は、祈り始めた瞬間に風が吹いて社の白い布がめくれ上がり中が全開で見えて、なんだか嬉しかった。

あと内宮の駐車場で仮眠した時に、ナカムーは車を覗く宇宙人が見えたそう。

金色だったらしい

月読宮では、私は特に何もなかったが、ナカムーは、

『感謝のエネルギーが届いた感じ。エネルギーをハッキリ感じた』とホクホクしていた。

◆伊雑宮の奇跡

そしてオオトリ、伊雑宮へ。

伊勢神宮から、車で30分~40分?くらい。

伊勢神宮に着いた時は小雨で、時々晴れるほどだったが、

伊雑宮付近では、嘘みたいな急などしゃぶりの大雨に見舞われた。

ワイパーも間に合わず、フロントが見えない。

しかも、入口が分からず車でウロウロ。

危険を若干感じて一旦路肩に。

『くぅ~~~邪魔されてるんかな…いや、でも行くぞー!』

それからなんとか、伊雑宮の駐車場まで辿り着いたが、台風並みの嵐に車から出られない…。

車内で嵐が収まるのを一旦待つ事にした。

でも、私は思っていた。

これは、覚悟を試されているのかもしれない。腹を括って出れば嵐が収まるかも……。

『ナカムー、行こう』

『え?今?……マジで?( ; ゜Д゜)この中行くのは、ヤバいやろ。もうちょい待てば止むやろ』

『いや、行こう。これは試されてるんよ。』

『お~…そうか………分かった』

そして、私達は嵐の中、意を決して神社に向かおうと車から外に出た。

すると、あれだけ降っていた雨が一瞬で小雨になり、

1分もかからない神社の鳥居の前に行くまでには止んだのだった。

『やっぱり……(;゜∀゜)試されてたね』

『ほんまやな…一瞬で止んだな( ̄□ ̄;)』

そして、私達は、伊雑宮へと入った。

奥にある社が見えた瞬間に、私は鳥肌がブワー!と立った。

『うわわっ……鳥肌立った……!』

神社に入って鳥肌が立ったのは初めてだった。

本殿の前に行くと、とてつもないエネルギーと霊力を感じた。

社から光の柱が天に向かってズドーン!!と立っている。

強い霊力だけど、温かくて優しい。

本殿でナカムーと祈った。

祈っていると、私はお腹が痒くなってきた。

この頃、私はまだ浄化中で全身の皮膚炎になっていた。
参照→https://note.com/gintone999/n/n36027a721bfe

ナカムーは、神様とお話中だったので、私は隅に立ってエネルギーの柱を見ていた。

なんか、ずっとここにいたいなあ~~~と、なぜか思っていた。

ナカムーが話し終えて私のとこに来て、静かに伊雑宮さんと話した事を伝えてくれた。




伊雑宮【よく来てくれた。1000年以上前からあなた方を待っていた】




『1000年?え、あたしらを?なんで?どゆこと…(;゜∀゜)』

『凄いな……でも、そう言ってる…………』

ナカムー【彼女のお腹の眼とここは関係があるのですか?】

伊雑宮【 大いにある。さあ、眼を開けよう。】

ナカムー『実ちゃん。右手を出して、そこに立って。何かするみたい』

そうナカムーに言われ、私は一人社の前に立ち右手を出して立った。

ナカムーから細やかなレクチャーを受けながら謎のポーズを作り、

眼を閉じてしばらく立っていた。

社からの白いエネルギーに包まれ、ふわふわとした感覚でめっちゃ気持ち良い…………。

体がどんどん軽くなり、細胞がプチプチと音をたてていた。

うわあ~~もうこのまま飛んで行きてぇ…………。

ナカムー『もう、大丈夫みたい。あ、人が来た……やば』

でもまだ帰りたくない我々。

一旦、本殿から離れて神社内を歩く事にした。

王蟲~!!

この木の近くまで来た時、突発的に私のお腹の皮膚炎が猛烈に痒くなった。

『ぬああああああ!! お腹めっっっちゃくちゃ痒い!!ぐああああ。助けてくれえ~~~~~~!』

さっき、伊雑宮さんに浄化されたからか、体の浄化が加速したようだった。

私は銃で撃たれた奴みたいに『ぬあああ~~~!!』と、お腹の強烈な痒みに悶絶しながら、森を歩いた。

神秘的な勾玉池

しばらくして人が居なくなってまた、社に戻った。

ナカムーがまた、伊雑宮さんからの言葉を伝えてくれた。

伊雑宮【世界の柱となる、このポイントで待っていた。世界には5つのポイントがある】


私『 社から上がってる光の柱のことかな?』

ナカムー『かもしれん。これがあと世界に4つあるんかな?』

伊雑宮 【 伊雑宮と繋がったからもう大丈夫。

今日の事は忘れない。君たちに覚醒の光は送った。

眼は必ず開く。その力を使って世界を救うのじゃ 】


伊雑宮さんは威厳がある感じじゃなく、私達が来た事への感謝と愛のエネルギーに溢れていたらしい。

私達は、伊雑宮はヒミコさんだと感じた。

伊雑宮にある眼は、ヒミコさんの『右眼』ではないかと思った……。

社から天に昇る光の柱、『世界の柱となるポイント』とは、ヒミコさんがかつて張った日本の結界の一つではないか……。

ヒミコさんはこのポイントから日本、はたまた世界を、見守り続けていたのかもしれない。

そんな事をナカムーと話した。

『ヒミコさんはここで、1000年お腹に眼がある人が来るのを待ってたんかもしれないね。ヒミコさんは実ちゃん………自分を待ってたんや…』

ナカムーは言った。

社の隣に結界が張られた何もない小屋があって不思議だったけど、ナカムーはそこにも眼とひし形があると言っていた。

漫画みたいな事を色々言われて、私達は放心状態だったけど、

普段、呪術まみれの体の私達には伊雑宮さんのエネルギーがよく染みて、魂と体がえらく喜んでいるのを感じていた。

『もう、ここに住みたいわ』

私達は伊雑宮の御札を買って帰り、家に神棚を作った。

神様を奉るというより、何だか愛しい感覚で、イチシバが家に来た時みたいな気持ちだった。

ナカムーは伊雑宮さんと御札を通していつでも繋がれるようになったので、どうやって奉ると良いか聞いてもらった。

大袈裟な物はいらないから、陽が入る部屋に榊と一緒に置いて欲しいと頼まれた。

私『お酒とかいるかな?好きかな?』

ナカムー『なくても良いけど、「気持ちが嬉しいよ。ありがとう」って言ってる』

そう言われて私はキュンとして、お酒もお供え。

やっぱり、気持ちが大事なんだな。

神棚奉る時は作法もあるだろうけど、私は第一に愛猫を想う「気持ち」と同じように神棚も想うようになった。

◆謎の現象

伊雑宮に行った次の日。

私は全身のチャクラがガンガンに回っていた。

ブイ~~~~ンって感じ。

そして職場では、自分がここに居ないような不思議な感覚だった。

だからか分からないけど、私が職場の人に話しかけてもなかなか声が届かない現象が起きた。

一メートル半先の店長に話しかけたら、

なぜか店長は全然違う方に振り向いて、不思議そうにしている。

後から来たスタッフにも声をかけたら、スタッフも店長と同じ方向に振り向いて二人でジ~~と同じ方向を見ている。

そして、

『おーい!!こっちですよー!!』

何度か必死に呼ぶと二人共が一斉に私を見てキョトン(・_・)とした顔をした。

『さっきから、ずう~~~~~と呼んでるのに~( TДT)』

『あれ?あっちから実ちゃんの声がしててんけど……』

店長がそう言ったあとにスタッフの子も、

『あ……(;゜∀゜)私も向こうから聞こえました』

と言った。

たぶん、波動が変わったから繋がりにくくなったんだな…と思った。

ナカムーに帰って話すと、

『オレもオレも!今日誰とも話が通じひんかったし、呼んでるのに気付かれんこと多かったわ~』

と言っていた。

◆ヒミコさんの右眼

私達は、伊雑宮にあった眼はヒミコさんの右眼と感じたのだけど、

後日、知り合いの怪談師さんに伊雑宮の話をした時に、こんな話を教えてくれた。

怪談師さんの友人に、大昔に伊雑宮周辺を荒らしていたある一族の子孫がいた。

最近その子孫の方が、伊雑宮周辺にある浦島太郎の玉手箱の伝説の調査に行ったらしい。

参考に→https://mintun.exblog.jp/23460017/

調査するも手がかりなしで、浜辺に行き海を見ながら途方に暮れていると一人の爺さんが心配して話しかけて来てくれたらしい。

玉手箱を探していると事情を話すと、爺さんはこう言ったらしい。

『玉手箱を持ってる漁師を知ってる』

なんと、その方に逢わせてもらえる事になった。

でも、お爺さんがこう警告した。

『箱を開けると右目が無くなるぞ』

そして、その子孫の方は玉手箱を所有している漁師さんに逢って玉手箱を見せてもらったのだが、

その漁師さんの右目は無かったらしい……。

ヒミコさんの『右目』と何か関係があるのか……分からないが、その話がタイムリー過ぎてビックリした。

伊雑宮の浦島太郎伝説を全然知らなかったから面白かったな。

前にカタカムナの聖地、保久良神社に行った時に入口にあった銅像見て、『浦島太郎じゃ~ん』と言ったのを思い出した。

保久良神社に行った時の記事『小さいときの記憶』→https://note.com/gintone999/n/nb13d97f08bd1

ここも導かれて行ったから、何か関係あるのかな。


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