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無題009

これはTweetでは書ききれない「心の応援」メッセージを文章にしたものです。
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無題009
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心を通わせたから
晴れの日も雨の日もあって
その大地で実りが結ばれた

けれど、ある日、私だけが取り残された

日が昇って沈むように
夜が明けて朝が来るように
山から海へ水が流れるように
引いた波が、また浜に押し寄せるように
いなくなったあなたが現れることを信じていた

叶わない
報われない
と分かっていても
認めることができず
私たちが再会するのは
自然の摂理のように
必ずまた会えると信じていたかった

私一人が取り残されても
晴れの日も雨の日もあるのが
自然の摂理だと気づいたのは
だいぶ時間が経ってからだ
自然からみれば一瞬かもしれない

私が一人でも
大地には小さな芽が出た
何が育つのか
あなたと見たかったが
きっと、私一人が見守っていても
豊かな何かが育つだろう
生きている限り
それも自然の摂理なんだ

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