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清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 混雑予測AI

AIに関するニュースが多いですね、ホントに。…まあ都知事選は話題にしたくもないので、大谷翔平絡みか、AI絡みかにしか目が行かないのかも知れませんけどねぇ。

AIがジジイの将来にどう関わってくるのか、当人には重要課題でしょうが、周辺にとってはどうでもいい話題という気もします。でもジジイの昔話を聞かされても面白くないでしょうし、…現在、飲食店経営にどう活かすか、…大手チェーンならまだしも、個人経営的な店ではネェ…。DXだってスマホで注文とか、イベントではやりましたけど、普段のランチのオーダーなら「ポークジンジャーちょい大盛り、ミニカレーつけて、食後にアイスコーヒー」とかって、紙のメニューでスタッフさんと世間話しながらの方が早いし、ちゃんと通ったかなといった心配もありませんわなぁ…。

やっぱり将来の話でしょうか。ハードウェア的なところで、ウェブ上のサービスって大まかに通信系かDB/ストレージ系かになりますけど、…ラジオのサイマル放送だってDBサーバに音声データを蓄積して行って、タイマーで送出する仕組みなわけで、…結局DB系ですよね。そこでAIがどう関わるかと考えたとき、やっぱり記憶の限界突破の場面だと思うんです。やっぱり人間には忘却という機能が備わっていて、記憶に優先順位を振りなおす作業を延々と繰り返しているわけですよね。直近データや懐かしくても好きなデータは優先順位が上、嫌い=腹立たしいデータも上、…頭にきたことを簡単に忘れられたらいいんですけどね。嫌なことは、意識的に忘れる努力をした方が幸せです。

「シンギュラリティ」とか言いますよね。

技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語: technological singularity〈テクノロジカル・シンギュラリティ〉)またはシンギュラリティ (singularity) とは、科学技術が急速に「進化」・変化することで人間生活も決定的に変化する「未来」を指す言葉。発明家にして思想家レイ・カーツワイルによれば特異点とは、技術的「成長」が指数関数的に続く中で人工知能が「人間の知能を大幅に凌駕する」時点であり、すなわち「哲学的、宗教伝統」における「神の概念」への「進化」であり、これを推進することは「本質的にスピリチュアルな事業」だと言う。その意味で、「意識」とは「真実」とされる。特異点では「われわれが超越性(トランセンデンス)──人々がスピリチュアリティと呼ぶものの主要な意味──に遭遇する」のであり、「特異点に到達すれば、われわれの生物的な身体と脳が抱える限界を超えることが可能になり、運命を超えた力を手にすることになる」ともカーツワイルは述べている。

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人間とAI、どちらが優れているかというと、情報量は集合知の粋たるAIの方が上回るんでしょうけど、所詮は人間が作り出したものですしね。都知事選とか見ていると、人間の愚かしさばかりが強調されて辛くなるんですけど…。AIはあそこまで愚かしくないかもねぇ…。でも具体的事実として、今回の選挙も記録に残るわけで、将来の選挙でAIが「過去にはこういう事例もあった」として都知事候補の主張の方向性として考えないでいてくれればいいですけどね。…たまらんな。

個人的には、もう自分が書いたことを忘れている情報が、グーグルなどの検索結果の上位に出てきて、AIに「お前書いとるやん」と言われる場面が想定されます。…最近よくあるんです。「このボケぐぁ」と言われているようで、でもその情報の元は自分なわけで…。まあ一時的なAI優位を面白がっていられるのは幸せだなぁ…って。

いきなりでもないんですけど、猛暑がやってきて、「こりゃお客さん来ね〜よなぁ」とか思っていたら、想定外というか記録的な激混みで、大汗かきつつ死にそうになりながらこなして、ようやくランチタイムが終了した瞬間にへたり込みながら、「AIなら想定できたか」などということがアタマに浮かんでしまい、電源ボタンを押下する前のダークグレーの画面にぼんやり映る自分を見ながら、こんなことを考えてしまったんですよ。…カフェのキッチンから見えるものなんてこんなものなんですけどね。

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