7インチ盤専門店雑記788「SUNのサンプラー」
テネシー州メンフィスのサン・レコード・カンパニー、ロックンロールの聖地ですね。自分にとっては特別興味があるわけでもないのですが、エルヴィス・プレスリーは少し聴くこともありますし、歴史語りのイベントをやっていれば、興味がないなどと言ってはいられません。
ヘッダー写真のSUNのサンプラーは、10年ほど前に京都の100000tで購入したものですが、随分お安く売っておりました。10インチ盤が愛おしくて買い集めていた頃で、その場で売っていた10インチ盤は全部買って持ち帰りました。SP盤と同じサイズというだけで、消えていったレコード規格ですが、何だかカワイイと思うことがありましてね。段ボール2箱くらい集めると、結構面白いコレクションになります。内容的には超オタッキーですけどね…。
興味があるなしは別として、何故買ったかというと、1950年代半ばのSUNのレーベルが見たかったんです。ウェブで調べていて、時代ごとに少しずつデザインが違いますから、初期のものならなんでもよかったわけです。特に気になるのが、どうでもいい話なのですが、ニワトリがいたりいなかったりするんですよねぇ…。穴が小さいシングルやLPはいるんですけどねぇ…、ドーナツ盤はニワトリがいなかったり…。本来ならこういうものを見つけると、時系列やらレコード・サイズごとのサンプルを集めて、分類したくなってしまうんですけどね。…残念ながらSUN RECORDの盤はそんなに持ってないんですよ。
Tシャツのデザインにもなるわけですが、さすがにニワトリはいるんですよねぇ…。でもebayで売っているヤツで大きいニワトリのデザインもあったりして…。カワイイかどうかは別として、やはりシンボリックなニワトリなわけでしょ。7インチ盤で何でいないヤツなんて存在するんですかね…?レコードを買って、レーベルを見てニワトリがいなかったらガッカリしませんかね?…しないか。
また、どうでもいいことを書いているなぁと思われるかもしれませんけどねぇ…、オタクなんてこんなものだから…。他人様が興味なさそうなことでも拘るから面白い世界観も広がるわけで、…広がらないか。
星野源さんの「SUN」という曲があるんですけど、別にこのジャケットはSUN RECORDのデザインを模しているわけではないのでしょうかね?ニワトリ的に立ってますけど…。レーベルもねぇ、似せてはいないんですけど、色味とかを考えると、オマージュなんですかねぇ…。
そしてヘッダー写真のこの10インチ盤サンプラーはというと、何とニワトリが二羽いるんですよ。多分レアなのではないかと思うわけですよ。…ふっふっふっ、…どうでもいい話でしょ。