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【野球の話】やってやろうぜ!!KYOKUDAIKO「最後の大旋風」を巻き起こせ

いよいよやってくる甲子園の季節にウキウキが止まらないGingaです!!

今回は北海道の方なら「旭大高(きょくだいこう)」でお馴染みの旭川大学高校をピックアップして記事を書こうと思います!!

それでは行きましょう!!

今年のくじは…えっ!?!?

高校野球の第1関門はくじ引きと言っても過言ではない。

どれだけ期待されているチームでも1回戦で同じく優勝候補と期待されたチームとの試合になってしまえば初戦でありながら過酷を極めることになる。

どちらも優勝候補なのにどちらかが「初戦敗退」というレッテルを貼られることになる。

しかし抽選に実力は一切介入しないから厄介だ。

そんな抽選で最北の地から挑む旭川大高は「絶対王者」大阪桐蔭を引いてきた。

猛者がひしめく大阪をほぼ無傷の状態で勝ち抜いた大阪桐蔭に彼らは挑むことになる。

「最後の夏」

そんな旭川大高はこの甲子園に強い思いを持っている。

この学校が「旭川大学高校」として戦うのは今年が最後だからだ。

経営の母体である旭川大学が公立化、それに伴い旭川大学高校という名前が変わることが決定している。

北海道で約半世紀親しまれた「旭大高」の歴史にいよいよ終止符を打つことになるのだ。

白地に臙脂色の「KYOKUDAIKO」のユニフォームに憧れた北海道の野球少年たちがそのユニフォームを着て挑む最後の夏なのである。

よく高校3年の夏の大会を「最後の夏」と表現することがあるが、ここに関しては正真正銘「最後の夏」なのである。

先輩たちの悔しさを胸に

旭川大学高校は2019年の甲子園にも出場した。

その時もくじ運悪く優勝候補であった石川県代表星稜とのマッチアップとなってしまい、1回戦に敗退していしまった。

しかし、堅守の旭川大高は星稜相手に1失点に抑えるという堂々たる戦いぶりを見せた。

今回の夏はあの時に似ている。

誰もが勝ち目がないと思っている中での好ゲームは、旭川大高の名を一躍有名にした。

次こそは勝利を。

約30年遠ざかる甲子園での勝利を目指して王者に挑む。

やってるのは同じ人間だ

いくら絶対王者と言えども大阪桐蔭の選手たちも人間であることに変わりない。

だから何かしらの隙はあるはずだし、一切勝ち目がないとは思えない。旭川大高も最速140km/hを誇る投手を2人擁していて、伝統の堅い守りも健在である。

代々手堅い野球で勝ち上がるチームを作る旭川大高には野球界で囁かれる「格上のチームとやり合う時はロースコア」ということを実現することが可能なチームなのである。

実際2019年の星稜との試合もそうだった。

これほどの接戦ができたのは旭川大高が随所で見せた抜け目のない堅い守備のお陰にほかならない。

大阪桐蔭だって旭川大高のハイレベルな守備の前に得点を挙げられなければ焦りが出るだろう。

今年の大阪桐蔭は接戦をそもそもしてきていない。

春の選抜も準々決勝からは全試合2桁得点のワンサイドゲームを演じている。

そういう意味でも接戦の粘り強さ、経験値という意味では旭川大高の方が上手である可能性が大いにあるのだ。

これは大きなチャンスだぞ!!

旭川大高に勝ち目があるなんて本気で考えている人はほとんどいないというのが現実だろう。

ただ、それは逆に旭川大高に大きな追い風になることも意味していると私は考えている。

ある意味ノンプレッシャーで本番に臨むことができる。

過去には1984年、あの「KKコンビ」で一世を風靡したPL学園が無印の岩倉高校に優勝を譲る結果になったということもある。

野球は生き物だ。

ゲームセットの瞬間まで何が起こるかなんて分からない。

気持ちで負けず、「甲子園の魔物」を味方につければもしかしたら…ということが起こりうるかもしれないのだ。

最後に

旭川大高の記事を書くのは2回目です!!

この高校は本当に毎年強いチームを作ってきますが、毎年運悪く初戦を突破できていません。

その名前で挑む最後の夏で大阪桐蔭に挑み「有終の大金星」を勝ち取って欲しいと思います!!

がんばれ旭大高!!

以上ありがとうございました!!!

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