マガジンのカバー画像

暮らしと学びと福祉のデザイン

86
デザイン教育の講師とデザイナーをしながら障害福祉事業所の理事兼支援員。生活介護のアートプログラムや精神当事者むけのワークショップ、NPO全般のスタッフ研修や企画アドバイザーをした… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

生きづらさの紐とき 第6考「理由は『つらい』で十分」

生きづらさの紐とき 第6考「理由は『つらい』で十分」

つらさは本人のものいきづらさは、その人なりにそれぞれ違うものだけれど、共通していることもいくつかはあるように思う。
それを紐解いて、共有することができれば、すこしでも誰かが誰かに寄り添えるきっかけになるかもしれない。

いきづらさと関連して、めだって耳にするのは、発達障害、双極性障害、統合失調症。そしてパニック障害、PTSD、神経症、それらの重複やグレーゾーンを含めて、本当に多くの人が「いきづらさ

もっとみる
生きづらさの紐とき。第5考「学びと感動」

生きづらさの紐とき。第5考「学びと感動」

*学びの本質何かを学ぶことは、本当はとても簡単なこと。本や映画をみたり、調べたり、もちろん、テレビやインターネットからもいくらでも学ぶことができる。

でももっと簡単な学びかたがある。それは日々、少しでもなにかを体験して、発見をすること。昨日とほんの少し違う景色でも、それは新たな発見になっている。

それならいつでも、どこでも学べる。学びは、賢くなるためのもじゃなくて、自分がふと気になるもの、興味

もっとみる

ライフスタイル提案と買い物の価値

服が本当に好きな販売員さんが減ったなって思う。接客の中にうんちくとか、販売員の教えてくれるこだわりがなくなったなって思う。

でも、今はそんなん求められてないのかもしれない。
リネンだとかオーガニックコットンだとか、シーズン通して使いやすいとかね。。。
そんなん、見りゃわかるわということしか教えてくれない。
せめて、デニムの赤耳とかイエローステッチみたいな、そんな話が聞きたいなとは思う。

もっとみる