pmconf2024で職能組織のトップじゃなくてドメイン組織のトップになれという話をしてきました
ありがとうございました
運営の皆様本当にお疲れ様でございました。
採択と登壇させていただきまして本当にありがとうございます。
何を話したか
動画が出るらしいのでそちらを是非みてほしいです。
今回はおしゃれタイトルにしてみました。
内容としては先日の登壇の進化系です。
内容を3行でまとめると
プロダクトマネージャーは事業責任者になれ
事業責任者を生み出すための事業構造は
職能組織のトップではなくドメイン組織のトップを目指そう
またまたかなり自分の経験に寄せた話でございます。
これをやるためにPdMがいるのだけれど、これをやれるPdMが育つにはドメイン組織でドメインリーダーをやるのがいいのではという論です。
ドメイン組織と職能組織の分け方はマサカリが飛んできそう。
会社にとっていいことと事業にとっていいことを実現していくには、それが実現できる組織をマネジメントすることが大事なんやでという話。
経済学哲学草稿おすすめ。分業の話が現代においても示唆があります。
これでけでも超語りたい。
「そもそも組織構造がさー」とか言っていると、解消するには出世するしかない。
出世するというとPdMだとCPOとかVPoPを目指すのか、とかなったりすると思います。それも全然いいと思いますが、実はドメイン組織のリーダーを目指した方がやりたいことやれるかもよ。というお話でした。
質問回答
pmconf では ask the speakerという素敵な試みがあるので、そこでた質問と回答を覚えてる限りで書いておきます。
ぶっちゃけ事業責任者になったり、自分で組織作ったり、大変じゃない?
大変。特に最初は大変。
今回の説明では結構綺麗に、「なぜドメイン組織がいいのか」みたいなことを書いたけど、これを目指している中では自分もうまく言語化できてなかった。
自分がうまく言語化できないことを他人がわかるはずないので、「なんか組織に対してものすごくこだわり持ってるけど、よくわかないから協力しにくいな」という感じだったと思う。
ただだんだん言語化できてイメージが伝わる中で、仲間も増えて協力も得られる中で、やりたいことが実現してきて、楽にはなってきた。
これが決定版みたいなのものがない中で試行錯誤しながらやっているので大変なんだけど、みんなで理想に向かっている状態は何事にも変え難いというか、百人力。
自分の専門性に閉じこもったほうが安心だし、そこで仕事をします、というマインドのひとに、越境を促したり、背中をおすためにどういったことをしますか?
人を変えるのは無理なので、あからさまに背中を押すことはしない。
でも伝えるべき情報は伝える。期待しすぎず期待する。
僕も昔は言ってわからないとムキーってなってしまいがちだったけど、人はそれぞれタイミングとか時間軸があるので、期待しすぎず期待してするということを覚えた。
できるのは挑戦できる時間軸を長くすることくらいだなと思っている。のでチャレンジし続けて、その中で気づきができるチャンスが増やせるように事業継続してい口からをつけたい。
まぁあと実際に向き不向きみたいなものはあって、
専門性にコミットする人じゃないとできないこともあるので、そっちに集中すべき。越境が期待される仕事をしない方がいい。
ということはストレートに伝えるかも。
PdMという役割をこぢんまりとさせたくないなーみたいな勝手な思いがあるのだよな。
柳川さんを任命した人は、柳川さんの何を評価したと思ってますか?
明確にはわからないのだけれど、マジで感謝している。
振り返ってみると、まずはストレートにやりたいですということ。アピールし続けて結果を積み上げていく。
一つHow Toがあるとすれば、僕の物事に対する捉え方はこうですを発信し続けること。社内でもいいので、しっかり発信しつづける。個人的に思うのは何考えているかわかんないやつに広いスコープを任せようとはならない。
自分の考えをまとめて発信するのは、リーダーになっても役に立つので積極的にやるべき。
PdMとして自分の役割を広げるときの柳川さんとしてのコツ(キャッチアップなど)などはありますか?
自分で手を動かすしかない。
やってみる時のコツがあるとすると、手を動かしながら素直にどう思ったか、自分のKIMOCHIに素直になること。
なんでできなかったか分析できれば人に任せられる。
役割を広げてみてできないと自分が悪いのかなとか才能ないのかなとかなりがちなんだけど、できなくていい。できないことばっかり。
なんのためにチームがあるのかっていうはなし。
自分に向き合う時間が増えるし、そのスキルが案外役にたつ。
自分に向き合った結果、周りにどう発信するか。
発信しながら考えるくらいでいい。マジで自分の times でわけわかんないこと書き殴っているくらいがいい。
思考する時のフレームワークとかありますか
自分が考えをまとめるときにどういうタイプなのか知るのは大事。
文章にしたタイプとかひたすら1人で悩みたいタイプとか壁打ちしたいタイプとか。
僕は完全壁打ちしたいタイプ。集合知の活用。
人と話しているようで自分と話してて、勝手に思考展開している。
これだけ聞くと失礼。
1on1とかカジュアル面談とかも割と自分のためにやってる感じで、人と話すことによる外部して劇で、勝手に脳が動いて勝手に自己完結するタイプ。
合議はしたくないけど集合知で助けてほしいにノリは似てる。
[おまけ]クライスさんチャンネルでの年収の話に突っかかる厄介なやつ
このあたりビッグお気持ちがあるからいくらでも話せる。
一つ言えるのは会社で結果出して給与上がるのってめちゃすごいことですよということ。
[おまけ]今回のための案出しメモ
出世直接文脈
なんで自分は出世したのか出世して何を成し遂げたいのかの話
なんで職能マネージャーじゃなくて事業責任者なのかの話
なんで新規事業
出世ってそもそも何?駆け上がるのか、自ら作り出すのか
物事を前に進めたいと思う人に出世したいと思ってもらうための組織作りの話
スコープを区切る必要性の話
器用貧乏ではない話または専門性幻想の危険性に着いて
プロダクトマネージャーどこからどこまで?
職能マネージャーは中間管理者になりがち?
プロダクトリリース期日の責任って誰が持つべき
転職の功罪
エージェントフィーのぜひについてと転職業界の構造について
自分向き合い文脈
好きなことと嫌いなこと知ることの重要性
見た目は案外大事であると認めること
肩書は案外大事であると認めること
人生は自分を知るための旅
マネジメントの話文脈
人
組織
プロダクト