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つなげることが最強である説|文脈力こそが知性である

今回は、斎藤孝先生の「文脈力こそが知性である」を
紹介します。

♯文脈力
♯知性


はじめに

全力、脱力タイムズに出演されている
魅力的な斎藤孝先生。
それをきっかけに斎藤先生の
本を読み始めたといってもよいです。

斎藤先生の本の特徴として
具体性がある・芸能に精通しているのか馴染みやすいことがあり、本が読みやすいです。

いつもは日常生活の疑問や問題点を
提示してから本題に入りますが
今回は、単純に面白い本ですという紹介です。

内容としては
本書の導入である
文脈力・知性を述べたうえで
関係性を簡単に紹介したいと思います。

本の紹介

「文と文をつなげる力」を文脈力という。
また、知性や頭のよい人は知識を蓄積したりことではなく
集積した知識からなにかを生み出す人のことをいう


なにかとなにかをつなげる力やつなげて新しいものを
生みだすことが知性であり、文章力ですよと
なかなか興味深い内容になっています。



-文脈力とはなにか

文脈力とは斎藤先生の造語。
「文脈をつかまえる力」や「文脈をつなぐ力」というものを
1つの概念として提示したいと考え、「文脈力」というようになった。

文脈力について
具体的にイメージができなかったので
何度も読み直してしまいました。
私なりの解釈を交えて説明します。


-例

A「おなかへった?」
B「あんこ苦手なの」

A→Bに質問をしている状況ですが
文章の前後関係はなりたっていません。
しかし、アンパンマンが話すと
どうなるでしょうか

この状況なら少し理解が深まりますよね
アンパンマンがおなかが減っているBに
自分の身(アンパン)を切り売りしているにも関わらず
「あんが苦手なの」と
拒否されてる悲しいシーンです。



要するにAとBの会話を繋げる能力を文脈力として捉えました。
会話だけでなく、読み書きも同様に存在すると思います。


-知性とはなにか

頭のよさの本質は知識の集積にあるのではなく、集積された知識に基づいて何ができるのかにある。

勉強会や書籍で蓄積するのは知性ではない
蓄積された知識からなにを生み出すのかが大切
なのですと述べています。

つながっていないものをどうつなげて考えることができるのか。それを探求することこそが、知性の根源的なあり方だと思います。

昔は、蓄積した知識を出すだけで博識で知性があると
思われたのでしょうが
現在は、Google先生がいますので
そこまで重宝されません。
なにかとなにかを組み合わせるには
能力や知性がないとできない行為であると
私自身考えます。


つなげる力は文脈力であり知性であるという
意味がようやくわかりました。


-最後に

文脈力や知性について簡単に説明しました。
本書では斎藤先生の文章力や知性の磨くために
・新書の読み方
・途中から会話に加わるには
・4段階の頭のよさなど
興味深い内容があります。

是非、読んでみてはいかかでしょうか



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