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日常の不便からヒットを生み出す 12/29

こんばんは
教授の紹介で、シン・二ホンを読んでいます。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

世の中に潜む小さな不便

便利な世の中になりましたが、そんな便利な世の中だからこそ少しの不便が目立ってしまいます。革新的なサービスも良いですが、使っていて不便な点がないというだけでもかなりの優位性があるような気がします。

私が、少し不便と思っている点はiPhoneのメールアプリの機能です。いろいろなサイトに登録していると、多くのメールが来るのですが、そういったメールを一気に開封済みにする機能がありません。

おかげさまでアプリのアイコンに表示された通知の数は500を超えています。少し前までなら一気に開封済みにする機能があった気がするのですが、今はないため、この投稿を見て改善されるとうれしいものです。

日程調整の文章を簡単作成

記事の中では、メール等で日程を調整する際に入力する文章をクリック操作で行える「以下の日程でご都合いかがでしょうかメーカー」が取り上げられています。

このアプリケーションは開発者が個人用に開発したもののようですが、とても便利ということで注目を集めているようです。実際に日付や時刻の打ち間違いを減らせる便利なツールです。

すごい技術とかじゃない

実際に私に開発はできないにしても、このようなアプリケーションは簡単に作ることができます。しかしながら、このようなアプリケーションは今まで存在しておらず、注目を浴びています。

誰もが、日程調整の際に月の間違いや打ち間違いによる誤解など、不便に思ったことがあるはずです。また、文章を打つときであっても、「9:00」などの表記は打ちにくいと感じていたはずです。

このアプリケーションは、人のモヤモヤとしている程度の問題を解決したものだと感じています。人間は生活の中で不便だなと感じていることであっても少しの程度なら対策せずに無視してしまいます。

不便の解消の強み

例えば、私はひらがなで打ち込んでも変換予測で自分の感じは出てきません。そのほかの単語を使って自分の名前を打ちます。しかし、ユーザー辞書に登録しておけばそういった問題は解決されます。

同様な例として、ワークマンも作業服って着心地はいいけどダサいから、仕事以外でははけないという不便さがありましたが、おしゃれな作業着は大きなヒットを生んでいます。

ヒットの種は見逃しがち

このように、みんなが共通で不便と思っているが、その程度が低いものであったり、限定的な時間や場所の場合は人間はスルーしています。そこには大ヒットの可能背が秘められているのです。

何かヒット商品をみて、「この程度なら自分でも思いつきそう」とか「こんな簡単なもので」と思うものがありませんか。そういった製品やサービスを生み出せる人は不便を見つけるのがうまいのでしょう。

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