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【断酒〜習慣を変えて人生を変える〜】DAY1

どんだけ吞兵衛か

まだDAYONEなので、どんだけ吞兵衛「だったか」という過去形を使うわけにはいかないだろう。現在47歳で、18歳から毎日飲んでるから約30年という期間。飲まないとしたら、イスラム圏などのDRY STATESに出張中でどうしても酒が入手できないとか特殊事情の日のみ。二日酔いの辛さを紛らわすために起き抜けから向かい酒して一日動けないことはあっても、物心ついてから風邪もインフルエンザも罹ったことがなく、手術を必要とするような怪我もしたことがないので、断酒する機会というか必要は無かった。親不知の歯を抜いたことはあるけど、その日も少し飲んだ気がする。無論COVIDワクチンの時は2回ともいつもどおり前日も当日も浴びるように飲んだ。

定量的には

平均的な酒量は、一人晩酌で、ウイスキーの角瓶なら1本、焼酎のいいちこなら一升、日本酒も一升(+ビール)、ワインならボトル4本(泡、緑、白、赤)といった感じ。なんでも飲むがビールだけで終わることは無い。外で飲むとこれ以上飲んでいるからか、それともチャンポンするからか諸事情はあるが、翌日の体調からすると押し並べてこれ以上飲んでいると思われる。途中から記憶がないので外ではしごした時の飲酒量は把握しきれないことが多いが、緊急事態宣言下で家で飲むようになって、翌日の空き瓶から自分の酒量が客観的につかめるようになった。

依存症だとは思う

おいおい思い出す度に記していくが、30年間、語り切れないほどの出来事が泥色の中に強烈な原色が混じる記憶に残っている。翌日の断片的な記憶から嫌な冷や汗をかくことも多々あった。外で飲めば前日に入っている金額の多寡関係なく翌日の財布の中の現金は空になっていた。起きたら積雪の植え込みで倒れていたり、半裸で波打ち際に打ち上げられてたり、気づいたらトラ箱にいたりした。そういえば、流血も何度もあって、決まって眉の上とか頭とか口の中とかやたら出血するところばかりだった。

それでも、酒をやめようと思ったことはなかったし、酒をやめることは人生の楽しみの半分以上を捨てるのと同じと断言して憚らなかった。父方が北九州出身だったからか酒に関しては寛容な雰囲気で育った。大学に入って一回目のバックパック世界一周のための軍資金として祖母に小遣いをもらいに九州に寄った時、遠賀川のほとりでホタルを見ながら祖母が言った「食べれるうちに好きなもん食べ、飲めるうちに飲めるだけ飲んだらよか」というメッセージが、鯉のあらいをつまみに日本酒飲んでフワーとしてる頭に強く残った。

どうして断酒

信念といっても過言ではない何かに突き動かされて毎日気を失うまで飲んでいたので、周囲の言うことなど聞くはずがなかった。さすがに、40過ぎて色んなものを失って自分でも依存症のクリニックに行った方がいいかなと思うこともあったが、肝臓とか腎臓とかが壊れるまでは無理かなとも思っていた。一昨晩までいつも通り飲んでいた。

ところが、ドクターストップがかかったわけでもない、何かこれまで以上に大きな事件を起こしたわけでもない、ジムに行っただけの何気ない日常の昨日ふと「断酒しよう」と思い立った。全くの予兆が無かったわけではない、10日前のFBに「お酒と別れようか逡巡中」と酔っぱらってビールとラーメンの写真とともにあげていたのだ。30年間揺るがなかった信念が揺らいだ瞬間である。

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noteを始めてみる

たしかに「酒は人生にとって何より大切なもの」という信念は揺らいでるようだが、「もう一生飲まない」という信念までは行きついていない。一口でも飲めばあとは意識を失うまで飲み続けてしまうことはこれまでの経験から身に染みている。100か0かしかなく、ほどほどができない自分の不器用さが恨めしい。本当は、家族や近親者に断酒宣言した方がいいんだろうが、そこまでの意思は固まっていないので、有言不実行の失態はさらしたくない。

人にコミットせず自分の中の気持ちの吐露する場所として日記を書こうと思ったが、それよりも「誰か」からの視線があった方が断酒を続けられそうだ。ブログはやったことないが、noteなら気楽に始められそうだ。酒を飲まないと毎日6~8時間くらい時間ができるので、そのうちの一部をnote記事にあててみよう。特にこの1年半、酒を飲んでいる時間は能動的に動けないということもあって、ひたすらSNSやYOUTUBEや本などからの「インプット」と取り留めのない自問自答の思考の流れに身を任せていたが、noteで「アウトプット」していくことによって、もしかしたら「気持ち」が変わって「習慣」も変わるかもしれない。「習慣」が変われば「人生」も変わるかもしれない。逆に言えば、「飲酒」という「習慣」はこれまでの「人生」もしくは「人格」に多大な影響を与えてきた、それは確かに疑いの余地がない。

本日時点では

今の時点では、それほど大きな身体変化は見られない。相変わらず万年下痢状態だし、離脱症状というものなのかフワフワした感じはある。遊園地のコーヒーカップやバイキングから降りてきて地上に降り立った時のような感覚だ。だが、断酒を続けることによって今後どのような心と体の変化がみられるのか記事をアップし続けたいと思う。今は本当に一人だけど、発信しつづけることによって一人じゃなくなれば素晴らしいと思う。

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