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バイクにまつわる話

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私の書いたバイクに関する文章のまとめです
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2021年12月の記事一覧

エンジンがかかった瞬間

エンジンがかかった瞬間

エンジンがかかった瞬間。

それは、
キーをひねって、
クラッチを切って、
セルスイッチを押したとき。

もう遠い昔。

エンジンというのは、
かかったらその瞬間から
猛烈に走り出すものではなくて
その音を聞いて
今日のご機嫌を伺うものであった。

ある種の儀式である。

エンジンには、
暑いときには暑いなりの、
寒いときには寒いなりの、
音がある。

ご機嫌いかがでしょう。
今朝も寒いですね。

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今日の気分

今日の気分

これからの時期、走るところが限られる。
知らない道、ちょっと標高の高いところ、日陰は滑るかもしれない、と思いながら走ることもある。

千葉県道177号。
何の変哲も特徴もない道路。

A地点:国道465号との交差点
B地点:千葉県道82号との交差点
13キロほど。

いつ走っても、交通量が少なかった。
わたしの好きな道。

千葉県を走ると「養老渓谷を通って」という言葉をよくきいた。わたしは、たくさ

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いぬいゆうたさんに!朗読していただきました

いぬいゆうたさんに!朗読していただきました

なんとあの!
いぬいゆうたさんに!
わたしの記事を
朗読で取り上げていただきました!

元ネタはこちら↓

驚きました。
noteではこういうことが、あるんですね。
いや、noteの世界で、
こういうことがあるとは知ってたんです。
知ってたんですが。

自分の投稿をピックアップしていただけるなんて、思ってもみなかったもので。驚きました、ええ。オファーをいただき

と返事を差し上げたものの、ふわふわ

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今日の気分

今日の気分

脳内ツーリングで走ったところは、

A地点:中国道 鹿野インターチェンジ
B地点:津和野市街

ある夏、
上の画像の左下、長崎で一泊した。天草からフェリーで島原へ渡り、雲仙を走って長崎市街で一泊したのだった。当時のわたしは、異人堂のカステラを食べることもせず、グラバー邸へ寄ることもせず、波佐見焼も(長崎ではないけれど)鍋島焼も知らず、ただ走るだけであった。若いということは、無粋でもある。

わたし

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