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2020年3月29日の修斗と斎藤裕、そしてRIZIN
普段のnoteには、修斗の大会情報しか書いていないが、たまには、適当に記憶や思いを綴った散文でも書きたいと思う。
今回取り上げる斎藤裕選手ついては、修斗時代よりもRIZINからの新しいファンが圧倒的に多くなった。今回は、そういうファンにもお伝えしておきたい、RIZIN参戦直前の話を軽く書き留めておく。
書きたいと思っているテーマは、一時期、斎藤選手が自分の勝利のみにこだわり、大会を盛り上げる気が
小さな体に、大きすぎる魂を与えられし男 新井丈
今年の、いや、2022年と2023年の修斗は新井丈の年だった。
昨年のMVP獲得に続いて、今年もMVPに選ばれることはほぼ間違いないだろう。
王者の責務である防衛戦を最高の内容で勝って果たし、さらに、一階級上に挑み、修斗のルールを変え、修斗史上初の同時二階級制覇を成し遂げたのだから。
向こう10年分くらいのMVPに相当する戦い、存在感だった。
新井丈、RIZIN.45へ。そして、急に飛び込んで
夏祭りの余韻 2023年7月23日プロ修斗後楽園ホール大会 新井丈vs安芸柊斗
昨日の修斗のことを少々。
とにかく凄い大会だった。あれだけのカードが並べばそうなることは、当然わかっていたのだけど、そこをさらに超えてきた。
良い試合、凄い試合が多かったが、それらを振り返ると、入場から試合後のマイクまで、ぎゅっと時間が凝縮されたような感覚。それでいて、試合中は、応援する選手が攻めて攻められて、そのたびに時間が長く感じられたり、短く感じられたりする矛盾した感覚をもはらむ。
背中
CHAN-龍選手のこと
プロ修斗大阪大会BORDERで彼のプロの試合を初めて見た。
30年くらいにわたって観戦する中、選手のプロデビュー戦をたくさん見てきたが、記憶が鮮明な選手はそう多くない。でも、彼の試合は比較的印象的で、今も覚えている。
デビュー戦だから、彼のことはほとんど知らなかったが、一見してわかる柔道ベースのスタイル。大きくきれいに払って投げ、袈裟固めを積極的に選択するあたり、拠り所が柔道であることは明らかだ