教材、スクール、資格の「罠」

最低ラインを突破するには正解を中心に考えれば良い。いわゆるティーチングを受講する範囲になる。

その人が将来発揮したい独自価値には正解が無いが、それは自分で考える先にあるので、ティーチングの後半残り2割くらいの段階からは正解から離れる練習をしておいた方が良い。

でないと、いつまでもティーチング受講の思考にハマってしまい、最低ラインしか突破できない人材になる。

ティーチング思考が目指すのは正解≒平均なので能力確認が人との比較だけで済むのがメリットだが、人やマニュアルや教材から教われるような範囲のみの技術や思考になる。

つまり学校教育、スクール、資格、手に職、などなど、言語化されていて教えてもらえる程度までわかりやすく標準化されているような技術は、いつAIに置き換えられてもおかしくはない。

まず3年くらいのイメージならば、ティーチング学習から始めた方が良い。明らかに効率的だが、前述した様にいつ代替されてもおかしくないくらい価値を失うスピードは早い。

もし最初から10年やるつもりでいるならば、あまりティーチング=最低ラインを意識する必要は無い。もちろん最初の数年間はティーチングベースの技術の方が効率は良いが、10年後を考えるのであればあまり関係が無い。尚且つ下手に正解主義に陥ること(機会)もない。最初から独自価値を志向し、答えを求めず、考えることに重点を置いて技術を高めても良い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?