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考え・悟り

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閃いたことや、悟ったこと
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2018年11月の記事一覧

「意外と怖くない」経験を積もう

 「恐怖心」は自己防衛機能の一種。  自分自身を守る為、前もって悪事態を想像し、それへの対処法を考えようとする姿勢だ。  恐怖心からくる想像は 自分が一番苦手なこと、自分一番傷つきやすいことが入っていることが多い。  なぜなら、自分自身が何が嫌なのかは、自分自身が一番良く知っているからだ。  そして、得体の知れないもの程、想像の余地があり、あれやこれや考えていくうちに、脳内では自分を一番傷つく自体がどんどん広がっていく。 モヤモヤしたもの程怖いも

「感謝」という恵みの受領印

 ネットショッピング等で注文した商品が家に届くまでは、時間が必要だ。  そして家に送られてきたとしても、受領印を押さなければ、それを受け取ることは出来ない。  人生においての「恵み」というのもこれに似ていて、まず、 届くまで待たなければならない。  そして、 「感謝」という受領印を押さなければ、それは自分のものにはなれないのだ。  しばしば感謝出来ない人からは、貧しさを感じる。  実際にその人は貧乏だとか、過酷な環境で生きているとか、そういうことではな

何の為にノートをとるか?

 そういえば、ノートをとる習慣があまりない。  学生時代、ノートをとるかとらないかについては、先生の中でも意見がわかれていて、 授業中しつこく「今のはメモポイントでしょ!はよ書け書け!」と促してくる先生もいれば、 「僕の授業では教科書も一切必要ありません、話す内容だけに集中して下さい」という極端な先生もいた。  就職活動時では、社会人の基本マナーに「メモを取る」ことがあるのを学んだ。  企業説明会でも必死にノートを埋め尽くす勢いで書き込んでいる人がたくさんいた。

筋肉痛は本気で鍛えた人にしかやってこない

 限界まで自分を追い込んだ後の、次の日に来る筋肉痛は最高だ。  全員がそうではないが、筋トレが楽しくなってくると、筋肉痛に憧れる時期が来る。  それが嬉しくて仕方がないのは、如何に自分が努力したかを短期間で、しかも直に身体で感じることが出来るからだ。  この痛みは、誠実で嘘をつかない。  苦しみなんて出来れば避けて通りたいところだが、かえって求める理由は、それが自分の成長を保証しているからだ。  逆に言えば、成長を期待しているなら、それに伴って痛みが来ることを承

時間に余裕がある程、時間の使い方が下手になる

  週末や連休ほど、時間の無駄遣いが増えている気がするのです。  本当は普段読めなかった本を読んだり、行きたかった場所に行って思い切り遊んだり、書きたかったブログネタを整理したりと、やりたいことはたくさんあるのに、いざ余裕が出来ると、ダラダラする時間も増えます。  「後5分」と言って、いつの間にか30分も二度寝してしまったり、  ソファに座ってスマホを出したら、1時間も時間が無くなり......  そしてこういった時間の無駄遣いをしている時、決まって思って

練習は、責任が伴わない本番

 練習を通して磨き上げられるのはスキルだけではありません。  心構えもあります。  一つ一つの事に対しての姿勢、気持ちの整理、目標達成の為の自律心......   本番で発揮すべきスキルがあるように、本番で発揮すべき心構えもあるのです。  練習は身体から精神状態まで、目標の状態に近づいていく、すなわち: 理想の自分に慣れていく過程です。  試行錯誤を繰り返しながら、今の自分と理想の自分のギャップが何か、どこにあるのかを探しながら埋めていく作業なのです。  それ故

嫌な人によって鍛え上げられる

 deco自身が言うのもどうかと思いますが、自分の性格が柔らかくなった気がします。  理不尽なことされた時、以前はとにかく「ムキーッ!」と怒ることが多かったのですが、最近は「あの人もそうする理由があったんだ」と思えるようになりました。  今までたくさん自分に強くあたる人と出会ってきました。  最初は戸惑ったり、怯えたりすることが多く、その人達を考えただけで涙が出た日もありました。  けど、いやいやな気持ちを一転し、「なにくそ!もう一回!」とゲーム感覚で何度も立ち向かい

信頼と安心感と自分らしさと

 真っすぐで一生懸命な人。  自分の考えがしっかりあり、流されない人。  誠実で、偽りのない人。  取り敢えずこれらがあれば、その人とは上手くやっていけると、decoは思うのです。  そして自分も常にそうであるように気を付けています。  ポイントは「信頼出来る人であるかどうか」です。  基本、人は独立した存在で、それぞれの生活があり、目標があります。  どんなに親密な仲でも、お互いの世界を尊重することは大事です。  「相手の背中を押す」という言葉がありますが、それが出

褒めと責めの駆け引き

 「褒め」だけでも、「責め」だけでも、人は良く成長出来ないと、decoは思っています。    「褒め」は人に自信感を与え、勇気を溢れさせます。  しかし、度が過ぎると現状に満足してしまい、甚だしくは高ぶってしまうこともあります。  そうならない為に、「責め」が必要になります。  「責め」は大きな金槌のように、今までこもっていた殻を打ち破いてくれます。  それから視野が広がり、更に大きな力を得るきっかけになるのです。  けど、否定されることが続くと、人は臆病になりやすく、