何の為にノートをとるか?
そういえば、ノートをとる習慣があまりない。
学生時代、ノートをとるかとらないかについては、先生の中でも意見がわかれていて、
授業中しつこく「今のはメモポイントでしょ!はよ書け書け!」と促してくる先生もいれば、
「僕の授業では教科書も一切必要ありません、話す内容だけに集中して下さい」という極端な先生もいた。
就職活動時では、社会人の基本マナーに「メモを取る」ことがあるのを学んだ。
企業説明会でも必死にノートを埋め尽くす勢いで書き込んでいる人がたくさんいた。
真似してみたが、とんだ時間とページのムダだったーー
結局読み返して必要な内容なんて、
募集要項、必要資料、面接時間ぐらいだったのだ。
まず会社のアピールポイントなんて、配布された資料に詳しく書かれてある。
それをそのままそっくりノートに写す必要なんてないと思うけど、偉い方々に目には、一生懸命に書き込む姿がより勤勉で真面目に映るのかもしれない。
けど、
キラキラした目で傾聴する姿勢だって、
すごく真摯で心こもった姿ではないか。
かと言って、メモをとらなければ良いのかと言ったら、そうでもないだろう。
冒頭で、私はノートをとる習慣が「あまりない」と書いたが、「全くない」ことではなく、必要な内容は忘れずに記しておくようにしている。
まず、提出日時・約束場所等といった後々のスケジュールに関する情報。
それから、電話番号やメールアドレスといった連絡先情報。
資料に載っていない、講師の観点や個人体験について語った内容。
最後に(これは私の中で一番重要視している内容だ)ーー
その時自分が思ったことと、感じたこと。
講義中に聞いたあることに対しての考えや悟りは、一瞬で過ぎ去り、講義後は跡形もなく消えてしまうことが多い。
日時や番号とも違って、確認のしようもないのだ。
それ故、これらをいち早く記録していくことは、後々、自分にとって大きな参考資料を残すことになる。
会社の会議でも同じだ。
書記でない限り、会議内容を一字一句記録することはまずない。
内容に対しての感想や、それ基づいて自分が閃いたアイデアのみをなるべく詳しく書くようにしている。
意外と、自分自身の考えの方が、
より忘れやすいのだ。
皆さんは、ノートに何を残しますか?
(はてなブログ同時掲載:https://www.gifteddecoboko.com/entry/2018/11/16/125319)
(画像素材元:https://www.pakutaso.com/)
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