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今日のぼくの良かったところどーこ?(6)

具体的に家庭学習でやっていること

次男は地味な紙のワークブックよりも、タブレットでキャラクターが盛り上げてくれたり、ポイントがたまる方が合っているだろうと思って、タブレットの通信教育を受講している。

このタブレット学習は次男も気に入っているようで、ポイントを貯めたくて、言われなくても取り組むことも多い。一か月分を3日でやり終えたこともあった。

この教材は理解度や解きなおしの状況がざっくり確認できる仕組になっているため、親が付きっ切りでなくても状態が把握できる。

それに、正解すると「せいかい!」と聞こえてくるし、間違えると「あれれ?」と聞こえてくるので、「あれれ?」が続くと見に行くべきタイミングだということがわかる。

しかし、回答に自信がない時は、音が出てくる場所を手で塞いでいることがあった。やはり人の目を気にするし、間違えることは良くないとか、不安な気持ちがあるのだと思う。

幸い次男は「おかあさん、となりにきーて」と言って、そばで見てほしがることもあるし、オンライン英会話をやる際などは、時々恥ずかしいのか、「てーつないでて」と言って、私の手を握ったままやることもある。

時々叱ってしまう母ではあるが、まだ嫌われてはなさそうだ。

タブレット教材とは別に、以下の教材も日替わりでやっている。『おはなしドリル』は国語の教材で、『はたらく細胞』で興味を持った人体のことを広げてやろうと、『人のからだのおはなし』からスタートした。

始めたばかりの頃は、(ア)(イ)(ウ)の中から1つ選ぶ問題と、(ア)(イ)(ウ)に書かれた文を物語に合うように順番を並び替える問題(それぞれに番号を振る)があった時に、ちゃんと問題文を読んでいないために、後者でも1つだけ丸をつけて回答してしまうことがあった。

あとは、「~について説明した文の、最初の5字を書きましょう」という指示で困っていた事もあった。

文とは何ぞやを確認し、では次にどの文が該当するかを選ばせた後、その文の最初の5文字は?と訊くと回答できた。どうも回答方法が奇妙に思えたようだ。そんな中途半端な5文字だけ書くやり方で良いの?と思ったことも、手が止まった理由の一つだった。

そうしろと書いてあるのでそうすれば良いわけだが、確かに変なことをさせられているような感覚にはなるなと思う。良くある回答のさせ方ではあるが、これは恐らくスペースの都合と効率を考えての回答のさせ方だと思う。それを知らないと戸惑う気持ちもわかる。実際、別の問題で同じ事が問われたら難なく回答できた。

それでも、まずは自力で「ということは、こうかな?」と考えて、手を動かせるようになると良いなと思っている。

算数のほうは、以下のサイトのシリーズから何冊か買ってみた。直感的に解く物は結構早く解けるものもある。文章になっていて、情報整理やステップを踏む訓練をさせるための教材としては、『賢くなるたんていパズル』を使っている。これもコツを掴むと2問目以降は一瞬で解くため、積み重ねが大切なのかなと思っている。

あとは最近、2桁の数字の繰り上がりの足し算を暗算でやったり、掛け算の発想を次男が持っていることに気づいて、足し算と掛け算を変換するクイズを出してやったところ、「もっと問題だして!」と楽しめた。結構難しいかと思いきや、暗算でもノーミスで回答できた。

以前もしかしてワーキングメモリが一杯で問題が解けないことがあるのかもしれないと書いたが、暗算の様子を見ていると、ワーキングメモリというよりは、文章題の読解の方が課題でありそうで、これは理解していないから指示を記憶できず、抜け漏れが発生するのだろうと思う。

日常であまり遭遇しない形式の指示を理解するためには、場数を踏むのと、日頃から本を読んで内容理解に問題がないを確認する方が効果があるかもしれないと思った。

家庭学習においては、「i + 1」の法則を意識して、今よりほんの少し負荷のあることに挑戦させるようにしている。

1日の学習時間としては、オンライン英会話30分と、日替わりメニューをを短ければ15分、できたら30分くらいやっている。

(7)につづく