「驚きぞ、そなたの気持ち、脳次第!」ーマツ○ バ○ョウではなく、キクオ ケショウの句?ー(なに、それ?)

珍しく、前回の投稿から、あまり間隔を空けずに、今回は、記事を投稿します。よろしくお願いします。
タイトルは、五七五の、川柳風で。松尾芭蕉師は、俳人ですが、ちょっと、お名前の一部を拝借しつつ、作者は、私、「キクさん」なので、菊尾化粧(?)と名乗り、ふざけてみました。
私は、高校生時代、ラグビー部でした。大柄ではありません。小柄です。体型的に言うと、最近、TVでは見かけませんが、プロレスラー系芸人の長州小力さん(?笑)に近いです。(キレてないですよ。笑)チビでも出来るポジションがありまして、フッカーというポジションでした。
その高校生時代の、ある日、国語の授業で、「短歌の創作」があり、特に、短歌の心得があるわけではなかった私ですが、なんとなく、出来そうな気がして(!)、スラスラと、たぶん、7〜8句は創作したのではなかったでしょうか。
国語担当教師の話では、「ラグビー」は、冬の季語になるそうで、私は、ラグビーネタでも、3句ばかり、作ったと記憶しております。
その中の1句は、今でも覚えております。
「試合前、円陣組んだ15人。気合いみなぎる、獣(ケモノ)のように!」
ラグビーの言葉は?はい、ラグビーは、15人で、1チームなので、ま〜、ラグビーって、わかるでしょ?の世界。
この句を、なんと、その国語教師が大絶賛して下さいました!感動したのでしょうか?授業中に、何度も、朗読し、「この表現が素晴らしい!特に、この『獣のように!』が良い!獣のように!獣のように!ケモノ!!」(あはは。)この国語の時間、彼は、勝手に感動して壊れてしまいました。
授業終了後、彼は、職員室で、仲間の教師達に、私の句を紹介しまくり、実は、当時の私のクラス担任(専門は、世界史。)も、趣味で、俳句や短歌をやっており、彼も「上手いな〜!何?短歌、やっていたのか?!」と、大絶賛!
別に、それがキッカケで、俳句や短歌の世界にハマる事もなく、ケモノ騒動(?)は、落ち着きました。
でも、感覚的に、文章を「五七五」や「五七五七七」で、まとめる事は全く苦にならないので、今回は、皆さんに、ちょっとした笑いを提供出来れば、と思い、このようなタイトルで、ふざけてみた次第です。
本題に入ります。マジメな話です!
前回の記事で、私は、毒薬を注入してしまった方々に対して、「少なくとも『なんとかなる!』と、意識して下さい!」と、お話ししました。
「健康になっている。」「元気になっている。」「笑顔になっている。」などの言葉を意識する事による内部表現の書き換えについても、おススメしました。
読者の皆さんの中には、「キクさ〜ん、そうは言っても、ショックを受けて、悲しい気持ち、苦しい気持ちの人達には、なかなか、そう簡単に『なんとかなる!』は厳しいんじゃないの?」といったような事をお感じになられた方々も、おられるのではないでしょうか?
脳の働きについて、学ぶ前の私でしたら、そのように、私も言うと思います。確かに「悲しい気持ちの方に対して、笑顔で!」は、厳しい受け止め方をされるかも知れませんね。
疫病騒動発生前の頃の話です。私は、ある女性の友人から、いわゆる人生相談をされておりました。詳しく話す必要はないので、簡単に言うと、友人は、弟夫婦から、長期に及ぶ、肉体的、精神的なイジメを受けており、金銭的なトラブルにもなっておりました。友人には、お嬢さんもおられるのですが(確か、かなり前に、ご主人は他界。)、彼女にも危険が及ぶ可能性がある(!)という深刻な問題が発生していたのです。弟とはいえ、彼は、学生時代からの大暴れ野郎だったらしく、手が付けられない人物だったそうです。
最終的には、民事裁判(私は関わっておりません!)で、「今後の面会、接触、接近は、双方、一切禁止!」という条件付きの形式的な和解成立で、片付いた話になります。
友人から話を聞いていく中で、友人は、「苦しい事ばかりで、私は、泣いてばかりいる。私は、そんな泣いてばかりいる私自身が嫌いです!」と、私に話してくれた事がありました。
その頃から、私は、少しずつですが、読書による独学で、人間の脳の働きや仕組みを学び始めていたので、友人の脳の状態がわかってしまいました。
友人は、弟夫婦からのイジメにより、「苦しい事ばかりで、泣いてばかり」だったわけですから、無理もありません。イジメは継続的でしたし、友人の苦しみは、長期に及びました。泣いてばかりの自分が嫌いになる気持ちも、わかります。
ここで、皆さんの中から、「え〜?!それって、ひどいんじゃないですか?」と思われる方々が、ほぼ間違いなく、出て来るかも知れない話をします。
実は、イジメを受けていた当時の友人の脳の状態において、ある意味、酷な話をしなければいけません。
友人の脳は、なんと、「私(友人)は、弟夫婦からのイジメを受ける事が、当たり前である。」と意識していた可能性が高いのです!もっと言いますと、「そのイジメられている環境や状態が、友人にとっては、『心地良い環境や状態』(!)である。」という事なのです。
友人は、イジメられていたわけですから、当然、苦しいです。その状態から抜け出す事が出来ずに、泣くしかなかった事も、わかります。
はい、そういう私も、はるか昔、イジメられっ子でしたから、友人の苦しみは、相談される中で、本当によく理解出来ました。
酷な話を続けます。
友人の「イジメられている事が、当たり前。」という意識状態を専門用語で「ホメオスタシス」(恒常性維持機能)と呼びます。
この用語は、医学専門用語でもあり、イタリア在住の免疫学者、荒川央先生の、こちらの記事にも登場しております。↓
病気とホメオスタシス (生体恒常性) |荒川央 (あらかわ ひろし) #note https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n76308098990e 
脳内の意識という事で、お話ししますが、例えば、皆さんは、外出時、家の玄関で、靴を右足から履きますか?それとも、左足から?
皆さんの中で、わざわざ、「さぁ、私は今から外出するため、玄関に来ております!靴を右足から履いてみます!」などと、実況中継するような不思議な方は、おられないでしょうが、ほぼ間違いなく、無意識に、右か、左か、どちらかから履いておられると思います。
それで、よく観察すると、例えば、右足から履いている事がわかったとしましょう。
これを、意識的に、なかば強引に、左足から履くようにしてみるのです。
でも、これ、実践されると良いですよ。ほぼ間違いなく、3日も経つと、いつの間にか、右から靴を履く状態に戻っていますから!
実は、脳からしたら、長い間、そのようにしてきましたのですから、この例では「靴は右足から履く事が、当たり前!」なのです。これが、ホメオスタシスの仕組みです。
試しに、左足から履いてみましたよね?そして、いつの間にか、右足から、に戻ってしまいました。
左足から靴を履く事が、事実上、当たり前の事ではなかった(!)ので、脳が、元の状態に戻ろうとします。体を上手にコントロールして、右足から靴を履くようにしてしまう(!)のです。
これを専門用語で、「ホメオスタシス・フィードバック」と呼びます。
友人の場合、あまりにも長期間、弟夫婦からイジメられていたため、本当に酷な話ですが、脳は、「イジメられている事が、当たり前!」という意識をしてしまい、その状態を維持していたわけです。
そして、その友人の意識が存在する空間、環境、場所の事を「コンフォートゾーン」と呼びます。つまり、「イジメられている事が、当たり前であると意識する友人が存在する空間、環境、場所」という事です。こちらも、酷な話ですが、脳の意識的には「心地良い空間、環境、場所」という話なのです。
苦しいから、と、抜け出そうとしても、ホメオスタシス・フィードバックが働いて、コンフォートゾーンに戻ってしまい、苦しい状況が続いていたわけです。
関連する話として、別の例をお話しします。完全な架空の話です。
ある女性に精神的にショックな出来事が起こり、長い間、気持ちが暗く、なかなか立ち直る事が出来なかった、としましょう。脳の意識としては、簡単に言えば「暗い気持ちが、当たり前!」という感じでしょうかね。
さすがに、マズイと思ったのか、彼女は、「気分転換に、本でも探しに行こう。」と、本屋に行く事にしました。
本屋到着。目に入ったのが、週刊誌!見出しには「明るみになったデータ捏造!この国の医学と政治は、どこへ行く?!」(←疫病?毒薬?)と。
「あ〜、ダメダメ!気分転換よ!売り場を変えましょう!」と移動した先が、小説の文庫本売り場!手に取った小説のタイトルは「杜の都 バスツアー殺人事件 持ち主不明の財布の謎」!?
「何よ、もう!傷口に塩を塗るようなものだわ!ショックから立ち直れない!」と、また移動。今度は、なぜか、医学・医療関係専門書売り場の前に来た。目に入った本が「誰も教えなかったアノ薬の副作用」!出た〜!?
つまり、脳が「暗い気持ちが、当たり前。」という意識で、ホメオスタシスが機能中なわけですから、気分転換をするつもりなのに、「暗い気持ちを維持させるために」、そうなりやすい本を脳が探していた(!)という事なのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
先ほどの私の友人の話から、します。
私は、本当は、やってはいけなかった事だったかも知れないのですが、友人に協力する形で、当時の友人が想像も出来なかった事を実現させてやりました。弟に、間違いなく知られない形で、弟の勤務先の上司に、「○○(弟)さんが、お姉様に暴力行為している疑いがある。」と、私が伝え、友人と弟の上司との話し合いの場を作ってあげたのです。
それがキッカケになり、友人は「問題は解決するんだ!」という事に気付き、途中、山あり谷ありにはなりましたが、最終的に、民事裁判で、解決するに至りました。
これも、私は、度々、記事に登場させる言葉、内部表現の書き換えの1つではないか?と思うのです。
「苦しい事が、当たり前。」というホメオスタシスから、それこそ「なんとかなるかも知れない!」というキッカケを私が提供した事で、彼女の内部表現が変わったと思うのです。
専門用語を使いますが、この「なんとかなるかも知れない未来」を「ゴール」と呼んでも良いと思います。
ゴールは、「とても、そうなるとは思えないモノ」で良いそうです!気功師や、コーチングをされる方が「ぶっとんだモノ」という表現をしますが、それです。
脳は、しっかり、ゴールを探して、導いてくれるのです!
「なんとかなるんだよ!」と、教えてあげる事も、場合によってはアリかも知れません。
もう1つの、本屋さんに行った人の例え話も、暗い気持ちのままで、本屋さんに行った事で、暗い内容の本ばかりを脳が探してしまった(!)と言えるのではないでしょうか?
ここでも、重要な事が「内部表現書き換えによる、ゴールの設定」です!
「私は明るい!よし!本屋に行くぞ!」、こんな感じで良いと思います!脳は「あれ?明るいはずなのに、暗い?よし!明るくなろう!」と判断して、どんどん明るい事を探してくれます。
もちろん、ホメオスタシス・フィードバックのため、戻ってしまう可能性がありますから、楽な気持ちで、繰り返し意識するのも良いかも知れませんね。
私が出会った気功師の方の話では、いわゆる「ぶっとんだゴール」を決めてしまったら、リキまず、楽な気持ちで、意識して、かえって、忘れてしまうくらいでも良い(!)らしいんです。
近々、この辺りの話は、再確認して、記事にして、投稿します。
何は、ともあれ、私達の「気持ち」は、脳内の意識次第で、暗くもなれば、明るくもなります!
私は「明るく、楽しく、元気良く!」で、意識しようかな〜?皆さんは、いかがでしょうか?
皆さんの、ご健康、ご活躍を引き続き、お祈りいたします。

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