見出し画像

【読書記録📖】満月珈琲店の星詠み・京都船岡山アストロロジー

こんにちは。はれなです。

今回は最近読んだ「満月珈琲店の星詠み」と「京都船岡山アストロロジー」について書いてみます。

図書館で並ぶ2作品を借りてみた

どちらも望月麻衣さんの作品です。同じく望月麻衣さんの「京都寺町三条のホームズ」シリーズを読んで読みやすくて好きだな〜、望月麻衣さんのほかの作品も読んでみようかな〜と思い図書館の同じ棚に並んでいたこの2作品を借りてみました。

どちらも占星術と喫茶店が物語の中で大きな役割を担っていますが、読んでみての印象は共通点はあるけれど少しちがうものでした。まあ、別の作品なので当然のことなんですけどね。笑

「満月珈琲店の星詠み」を読んでみた

こちらを読んだ感想は「ファンタジーでほっこり」です。
珈琲店のマスターやスタッフはそれぞれ惑星の名が付いた猫たち。珈琲店は決まった場所にはなくて、人生に悩める登場人物のところにふっと現れる。そんな設定が現実ではあり得ないけれど、あったら素敵だなと思うファンタジーな世界観です。
マスターたちはそん悩める登場人物たちに合ったメニューを提供し、登場人物たちのホロスコープを一緒に詠み説きます。西洋占星術に基づく人生相談(私が勝手に呼んでるだけ)は登場人物たちの悩みを少し軽くして、人生の指針を示してくれます。

「京都船岡山アストロロジー」を読んでみた

こちらを読んだ感想は「生きてりゃいろいろあるけど、いいこともあるよね」です。
もちろんフィクションなのですが、現実にある場所や立場の登場人物たち。現実にあったセンセーショナルな事件を彷彿とさせる反面、その後の雨降って地固まる感じがなんとなく心を軽くします。
登場人物はみんなしっかりとキャラクターがあって、楽しい掛け合いがあるかと思えば、それぞれに深い悩みを抱えていたりして、とても愛着の沸く登場人物たちだなという印象です。こちらの作品も西洋占星術が度々登場し、登場人物たちそれぞれの人生の指針をあらわにしていきます。

図書館で並んでいた2作品を読んでみて

ファンタジーな「満月珈琲店の星詠み」とフィクションだけれど現実味のある「京都船岡山アストロロジー」、その違いがあれどどちらも読んだあとにほっこりさせてくれるのは間違いありません。
また、どちらも京都が舞台となっていて、個人的に京都市内の大学に通っていたものですから、ひとつひとつの場面がとてもイキイキと想像できました。「京都寺町三条のホームズ」同様に聖地巡礼したくなりました。
あととても自分のホロスコープが気になりました!占いはなんとなく気が引けて行ったことがないのですが、ほぉ、ホロスコープネットで見れるんや、となり見てみました。自分なりに解読してみて、なんとなくしっくりくるとこもあったりなかったり。こればかりは素人目にみるだけでは物語の中のようなしっくりとくる人生の指針にはならなさそうです。笑

以上、2作品を読んでみての記録でした。私の感想は置いといて、どちらも素敵な作品でしたのでよければ読んでみてください🐱💫

ちなみに「京都寺町三条のホームズ」についても書いております、よければどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?