習慣化のいろは〜習慣化のきっかけ
はじめに
Kindle Unlimited使ってますか?
月々980円で、Kindle本の対象の本が読み放題。
一度に読めるのが20冊まで、と制限はありますが、読み終わったものを入れ替えることにより、半ば無限に本が読めるサービスです。
Kindleの端末機能のめまぐるしい向上により、私もKindle本については10年前から利用してきました。今や生活に欠かせないものになりつつある。
と言いながらも、Kindle Unlimitedは敬遠していました。
毎月980円払って読み放題にしてもなあ、本全てがあるわけじゃないし…。
ある日、無残にも端末は故障し、仕方なく新しいkindleに更新した際に、Kindle Unlimitedが3ヶ月無料でついてきたのです。
まんまと乗せられてしまいました。
3ヶ月過ぎても更新し、今では月980円支払って読み続けています。
乗せられた、いや、Kindle Unlimitedに入って、変わったこと。
読書がKindle中心になります。
実物を持たなくても、その関連本がいつでも読める。
確かに、Kindle本は玉石混交、まとめサイトレベルを超えないものはありますが、本として読むことで定着する、実践につながる、などネットサーフィンではできない体験が可能です。
そして実感しました。
これは使わないと損するレベル。
いや、使い倒してこそKindle Unlimited。
この記事では、Kindle Unlimitedを活用して気づいたライフハックを詰め込み、
生活の大部分を習慣化するヒントを紹介します。
ぜひ、ご活用ください。
第1章 習慣化のきっかけ
まずは簡単な自己紹介を。
私は、ニッポニアと申します。
全く興味がないかもしれませんが、簡単に自己紹介を、地方公務員として20年ほど、働いています。いたって一般人です。大きな業績を上げているわけでもなく、文字通り、役所仕事を一定期間続けてきたというだけです。
私は現在、朝の時間を利用し、司法書士試験の勉強をしています。無理なく、朝30分ほど、司法書士試験の勉強をし、家事をこなし、Kindleを中心に月30冊〜50冊読む習慣。
4年近く継続しています。
どんな境遇でも、どんな状況でも、習慣で体を動かしていれば、それ即ち幸福なのです。
嘘だと思うかもしれません。しかし、物は考えよう、古人は言いました。
私はそれを信じているし、実際幸福なのです。
目指す夢を実現するために切磋琢磨する現在がベストなのです。
海の物とも山の物ともつかぬ。
まだ何も成し遂げてはいない中年でも、できることがあります。言えることがあります。
習慣化により、生活の質が格段に向上しました。
それはあくまでも主観ですので、外から見てもわからないと思います。が、180度変わりました。
まだ成果として出せていませんが、生活の質って結局、主観でしょ?本人がどう感じているか次第なので、本人が満足であれば全てなのです。ぜひとも、満足な状態を体験していただきたいのです。
何も考えずに無駄に過ごしていた20代
思い返しても20代の時、いったい何をしていたのか。その無駄にした時間の量を思うと、少し切なくなります。
あの時間があれば、何か特殊な技術の習得などできたのに。後悔がちらちらと頭をよぎります。
だから、20代で、フラフラしている方々、ぜひ、短時間の習慣を確立して欲しいと思います。
老婆心からの、精一杯のアドバイスです。
普通のあたなが、幸福に生きるためにできることは何か?
普通の私がつぶやきます。
学生を抜け社会人に。
学生時代も特にやることがなく、ないなりに地元の市役所に拾ってもらった。
やれやれ、就職活動もひと段落、仕事を覚える日々がやってきました。それなりに楽しく充実した日々でしたが、目の前の仕事をひたすらこなすだけの日々。
これは正解なのか、間違いなのか、判断もつかず、流されていた、が正しい表現です。まるでだらしないとまではいかないにしても、何もしない、市役所と家の往復で過ぎていく日々でした。
この期間に早くから習慣化を実践して、コツコツなにかを続けていたら、とんでもない資産を築けていたかもしれない、そう思います。
後悔があるとすればその点、まだまだ若いと思っている人は、立ち止まって考えてみて欲しいところです。
さて、私はといえば、趣味らしいものもなく、暇を持て余す。
漠然とした野望にすがり、何も成し遂げられなかった20代はあっさり終わりを告げます。
責任が生じてきたが何もしない30代
どうやら自分はそれほど大きなことは成し遂げられないと気づく。
継続が力だとしたら、継続すらできなかったことへの後悔、やはり時々思います。貫き通す力がなかった。
あの時、というかあの期間、貫き通していたら、なんでもいいから継続していたら、今頃何かを成し遂げていたのかもしれません。
現状に不満を抱いているわけではない。
だから努力をしない。
なんなら金も使わない。
なにもないまま30代になりました。
音楽が好きだったので、ライブに行けば感動する。
面白い本を読めば、感化されて文章を書き始めるが、続かない。
いいなあと思いつつ、それで満足して日々が過ぎていく。
今にして思えば、習慣化するすべを知らなかっただけなのだと思います。
あの時、習慣化していれば、困難なく、継続することも可能だったと改めて思います。
だから、習慣化の方法を広めたい。
それが社会を作理、世界を変えるのだと思います。
大げさでなく、確実に、一人が始めれば、大きな力になりうる。
ほとんどの人は、ある時期をダラダラ過ごしたからとても後悔していません。
とにかく仕事をこなして、休日はそれなりに充実させる。
それだけで人生は悪くないのです。
私はそこから脱却するきっかけを探し続けていたのでしょう。
30代で結婚し、子どもができたことで、少し変わり始めます。
一つの転機、育休の取得
子どもができた時、私は人権関係の部署に所属していました。
市民に対し、人権教育を推進する仕事です。
業務の中で、男性の育児休暇の必要性も発信しているわけです。
その市役所でまだ男性育児休暇を取ったものがないという矛盾を抱えており、このタイミングで子供ができて、妻も同じ職場で働いていることもあり、取らない理由がない状態でした。
とりあえず、市役所ではじめて、を意識し、育児休暇を取得しました。
子どもとの日々は非常に充実したものでした。
取れる環境にある方はぜひ取ってください。
デメリットはありません。
職場に迷惑をかける?出世?
さすがに世間体と言うひとはもういないでしょうが。
子どもとの日々は全てを凌駕します。
が、まあ、人によりますね。私は苦ではなかった。
育児休暇取得により、何かきっかけがあれば、はじまりそうな予感がありました。
これだけでは20代と全く変わらない気がしますが、大丈夫、もう少し時を進めてみれば、これがきっかけの一つと言えます。
些細なことでも、あとあと重要なポイントになるって、上質なミステリーではよくありますよね。
普通の人生にも、しっかり刻まれているのです。
投資の価値に気づく
育休から少し後になって、お金を稼ぐことの大切さを感じるようになりました。少し、脱線します。
日本ではとかく、お金を稼ぐことを軽視しがち、です。
頭の中ではわかっている、大切なことで、それがないと生活が成り立たないということは、重々承知しているはずです。
なのに、大きく稼ぐものを蔑視する。
何か気持ちの悪い気がします。
妬みでしょうか、そこそこ稼ぐことが尊いのでしょうか。
昔から、何か稼ぐことをあまり表立って主張できない、ケガレのようなものが日本社会には存在しています。
それは投資教育がされないことに関係しているのではないでしょうか。
日本の学校教育において、投資のためのノウハウは全く教えてくれません。
現在は少し変わりつつあるのかもしれませんが、私が義務教育を受けていた20年前は全くありませんでした。制度としての株式、などはかすかに学んだと思いますが、資産を運用し、増やすことは教えてくれないのです。
この損失を思うと愕然とします。
だから日本は国際競争にことごとく負けてしまうのだ、とさえ思う。
ぜひ、今すぐ始めましょう。
正しく学び、正しく投資すればリスクはあまりありません。
ゼロ金利時代において、資産は自ら積極的に運用して増やしていかなければなりません。
個別株はやっぱり怖いなあ、と言う方は投資信託を利用し、長期で持つことをお勧めします。
運用術については、Kindle Unlimitedにも、その類の本が山ほどありますので、一定学習した上で、はじめてください。
将来の安心を得るために、現代人の必須科目です。
習慣化は突然に
30代は終わりました。正確には終わる直前でした。
代わり映えもなく、私は市役所での仕事をこなしつつ、育児や家事をこなしつつ、生活していたわけです。
そんな私が変わったきっかけは市役所のおかげです。
いわゆる業務効率化研修を受けました。
業務の効率化を目的として、市役所職員向けに開催されるものです。
市役所というと、ややもすると、のんびりした印象を受けるかもしれませんが、違います。
それは、もう20年前の市役所で、現在は実に過酷です。
人と予算は年々削られる。
にも関わらず、要望、文句は増える。
行き場のない憤怒が最終的に向かう先は市役所です。
理不尽な要望を聞きつつ、一方で事務をこなすためには、業務効率化は必須です。いかに効率よく事務をこなすかは、市役所で生き抜くひとつの手段なのです。
もちろん独学で学んでもいますが、半ば強制的に研修に参加させられて気づく、それを生かした職場を作る。
という業務研修を受けました。
効率化のためにするべきこと。様々ありました。
正直ほとんど忘れましたが、いくつか今でも残っているものがあります。
朝型生活です。
圧倒的に朝型は業務効率がいい。
それが私の生活において実践され、習慣化につながりました。
朝活開始
朝を制するものは1日を制する。
私はそう信じます。信じて毎日の習慣を継続しています。
業務研修を受け、一念発起した私は早起きすることにしました。
これまでにも、気まぐれで早起きをしたことはありましたが、いわゆる3日坊主でだらだらと早起きできなくなるという繰り返しでしたので、今回も、と妻は笑っていました。
今までと何が違うのか、年齢によるものと、業務研修により目覚めた微かな責任感、それぐらいしか思い当たりません。
1月の研修でしたので、極寒の季節。
早朝、5時に目覚めると、キンとした静けさと冷気、暖房をつけて寝る習慣のない我が家の寝室は、シングル状態の室温。そこにのそのそと起き上がって活動をする。そのモチベーションはどこにあったのか。
思い出してみますと・・・、
朝起きて何をするか
当初、あまり強い動機はなかったように思います。
なんとなく、朝が良いと聞いたから、朝5時に起きてみた。
やることは意外と多くありました。
というかこれは元々やっていました。
我が家から小学校は少し遠い所にあるため、子どもは6時頃には起きだします。
それまでに洗濯を回し、食洗機から食器を取り出し、洗濯物を干し、朝食を作る。
なかなか大変ですね。
話は逸れますが、私は家事が大好きで、全く苦になりません。
主夫になれたら、と密かに思っています。
現実は厳しく、収入が断たれてしまうのは痛い。
とにかく家事に休日はありません。
起きて最低限することをこなします。
プラスαで何をしたか。
最初は本を読みました。
5時に起きると途切れ途切れではありますが、30分ほど、隙間時間が生じます。その時間に1日1冊を目標に読み始めました。
2週間ほど続き、何かのきっかけで手にした司法試験挑戦の本を読み、それがあったのか!と膝を打ったのです。
すぐに司法試験の詳細について調べ、関連書を買い、参考書も揃えてしまいます。
当時は何も考えず、とにかく朝の時間を有効に利用することだけを考え、実践していました。
冬を越すコツ
冬は過酷です。どうしても朝、キンキンに冷えた部屋で活動するのは困難です。
寒さに弱い人は、ここが分かれ道かもしれません。ここでいかに習慣化まで持っていくかがポイントですね。
コツはいくつかあります。
まず第一、年齢です。
元も子もない。
しかし、人は年齢によって寒さを克服できるのです。
私も30代までは朝が強くなかった、いくら闘志を燃やしても朝の冷えた部屋へ入るのは勇気と根性とエトセトラが必要で、それが圧倒的に不足している。だからだらだら布団の中にいる。
30代後半に入ると、体質が変わるのか、急に寒さに強くなりました。
これは説明できません。
だから、若い頃、どうしても朝起きられなかったという方も、時を経て今、できるようになっているかもしれません。
第二、禅です。
朝は気持ちが良いのです。禅では当然のように、そこに意味を考えずに動きます。動くことで、行動を極めていく。いつからか、行動に意味を見出さなくなります。そうなったら、ラッキー!もう習慣化したようなものです。
第三、加速させたコロナ。
加えて、コロナ禍により自宅待機の波、あっという間に広がって、定着しました。もう後戻りはできません。
窮屈な日々、いや、これはチャンスです。この機会を活かすのです。
活かすためには朝時間を充実させることが近道だと、考えるに至ったのです。
以上のように、何かしらのきっかけにより、朝に活動するようになり、それを継続している。
シンプルですが、それが全てです。
では次回から、生活の習慣化についてKindle Unlimitedで読んだ金言をまとめました。
習慣化のい・ろ・は、どうぞお付き合いください。
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