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自己分析となりたい職業

大学1年の時に、自己分析を早くしたほうが楽だと聞いて始めたことがきっかけで、自己分析にハマった。

元々知っていたhspについてもっと調べたり、

ストレングスファインダーの本を買ってやってみたり、

MBTI診断してみたり。

そうすると、強度のHSPだったり、INFJだったりして、ずっと感じていた謎が解けた気がして、すっきりした。

でも、どんどん調べていくと、自分の夢と自分の性質に向いている仕事が真逆であることに気づいた。なんだったら、自分の夢はサイコパスの人が向いている仕事とも書いてあった。

すごく不安になった。自分の夢を追いかけることで自分の心身を追い込んでしまって、壊れてしまうかもしれない。別の道を探したほうがいいのではないかと悩んだ。

そんな時、私は元々この弱点にもなりうる性格を活かせると思って、この職業を選んだことを思い出した。

昔人間関係や学校の環境で傷ついたこと、傷つきやすくて落ち込みやすい性格、人の感情をもらいやすくて涙もろい。確かに毅然と問題に立ち向かっていく弁護士になるには、弱々しいかもしれない。

でも相談に来てくださる方は、法律問題が起きていてもいなくても、何かしら対処しきれない問題や傷、不安を抱えていると思う。その時の不安で押しつぶされそうな気持ちや苦しみを、自分じゃ対処しきれない問題に向き合ってきた私は、少しかもしれないけど、理解できるのではないかと思った。こんな気持ち誰にもわからないと思う気持ちも。

だからこそ、相談者さんに寄り添った解決方法を提案できると思うし、「守る」というより「一緒に戦う」事ができるかなと思った。

もちろん、そういう経験や性格がなくても、相談者さんに合わせた方法を提案できる優秀な弁護士さんは山ほどいるだろうし、私とは真逆でグイグイ引っ張っていくような、レジリエンスの力が高い弁護士さんも沢山の人々の問題を解決できる素晴らしい人たちだと思う。

ただ、自分の性質や性格が弁護士に向いてない可能性が高いモノであっても、夢を諦める理由にはならないと思えた。

それにストレングスファインダーの上位5位はほとんど弁護士の業務に活かせそうだったし、冷静に考えたら、INFJの特徴も環境感受性が高いことも、発揮の仕方によっては、弁護士になっても頑張れそうだしね。

とにかく、自分の気質は変えられないし、ネットで特徴や適職を見てるとそれに囚われてしまうけど、そんなときこそ、大変だけど、自分がなぜこの道を選んだか、自分は何がしたいのか、何を持っているのかなど、自分と向き合って、その後にまた自己分析のツールの説明文に戻って、自分自身とすり合わせることを繰り返して、上手に使えるようにしたい。そしたらせっかく見つけた夢をわざわざ捨てなくてもいいから。

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