横瀬町地域おこし協力隊 杉本

横瀬町地域おこし協力隊 杉本

最近の記事

秩父で一番の高給企業を目指す【2024年7月活動報告】

3棟目のオープンが目前になったため、求人・採用を進めている。 7月で4人ほど面接をしたが、なかなか条件に合う方を見つけるのが難しい。人材不足が叫ばれているが、それは高い給料を出していないという理由が一番だと思う。 そもそもの企業理念が「地域の産業・雇用を活性化させ、持続的な社会をつくる」ことなので、やはり雇用=好条件というのはこだわりたいところだ。 まずは、パートさんの時給を上げる動きをしていきたい。 そのためにはパートさんの業務内容を見直し、効率的かつ高付加価値にす

    • 融資を受けるか【2024年6月活動報告】

      6月も引き続き、宿の開業に向けての準備だ。 強力な助っ人が来てくれたおかげでハイペースで準備が進んでいる。 7月も引き続き、オープン準備だ。 事業としては今、新規施設の物件候補がいくつか出てきており、一気に施設数及び売上を倍にする計画も出てきた。 そうなると、人材もお金も足りない。 今までは無借金でやってきたが、私の企業理念としては産業を活性化して雇用を生むことだ。 ここらで遂に融資を実行して、加速するのも良いタイミングかも知れない。 融資をするとしたら3500

      • 宿事業以外に取り組むか【2024年5月活動報告】

        5月は3棟目の宿にサウナがやってきた。 3棟目の宿も工事がそろそろ終盤だ。 3棟宿を運営できるようになるとかなり宿事業も安定してくる。 その後は、 ①秩父で宿を増やす ②秩父外で宿を増やす ③秩父で宿以外の事業を増やす という事を考えていきたいと考えている。 改めて私の事業をやる目的としては「産業を活性化し、地域を持続可能にすること」だ。 そして宿だけでは地域を持続可能にするほど産業を活性化できない。 ので、宿以外の事業についても考えていきたいと考えている。

        • 仲間を増やせる事業構造【2024年4月活動報告】

          4月は引き続き別荘物件の改修を行っていった。 今まではしばらく一人で改修を行うことが多かったが(工務店は別)、5月からはひとり手伝ってくれる人が増えた。 事業を行う上で大事なのは、仲間だ。 仲間を増やすうえで大事なのは、しっかりと人件費を考えて事業計画をおこなっていくことだ。 勿論しっかり考えてはいるが、今後はより考えていく必要を感じた。

        秩父で一番の高給企業を目指す【2024年7月活動報告】

          地方での資金調達方法② 投資編

          以前、どうやって事業の資金調達を行うか書いたが、今回はそれの続きである。 現在、一棟貸切ホテルを2施設、運営受託の施設を1施設運営している。そして春夏に一棟貸切ホテルをもう1施設オープン予定だ。 今のところ、全部自己資金・無借金で事業拡大をしている。 数年前に3桁万円の貯金から始めた事業も、地域への投資金額でいうとまあまあな額になってきた。 現状は既存事業の利益を地域に再投資することで、事業を拡大している。 その結果、3年かけて、今期3施設目がオープンとゆったりペー

          地方での資金調達方法② 投資編

          資金調達方法について【11月活動報告】

          10月に引き続き、お金の話題だ。 11月は主に3棟目のコンセプト決定、設計、施工準備をしていた。 既存施設との差別化のために、少しラグジュアリー目なコンセプトで固まった。 やはりここで出てくるのが、資金をどうするかだ。 今までは既存の宿泊事業で溜まった利益で次の投資を行っていたが、2棟目から3棟目のスパンが短いこと、3棟目の施工費が高いことが重なり、自己資金だけでは賄いきれず、どこかからお金を用意することになりそうだ。 そうした場合、どこにお金の協力をお願いするかによ

          資金調達方法について【11月活動報告】

          事業の出口の設定

          10月はお金のことをとても考えていた。 3棟目の宿泊施設の工事計画も固まりつつあり、費用をどう捻出するかが課題のためだ。 現在2棟運営しているが、芦ヶ久保の施設はリビング直結ウッドデッキと駅からの近さが人気、長瀞は大きさと古民家の雰囲気が人気だ。 3棟目はどういうコンセプトとターゲットにしようかと練ったところ、今のところはドッグランと広い庭にサウナを備えた少しラグジュアリーな雰囲気にしようと思っている。 そうなると、なかなか費用がかさむ。 私は「起業家」という言葉が好き

          体が資本

          8月は体の不調が見つかり手術&入院してしまい、余り業務が出来なかった。 スタッフがフォローしてくれ、事業自体は何とか回ったが、体調管理の重要性を思い知った。 地域おこし協力隊は個人事業主のため(そうでない人も居る)、体調を崩すと事業も進まないし、報酬も減る。そして関係各所に迷惑をかける。しっかり体調管理をしたいと思う。 8月は2棟目の宿泊施設の取得&内装を検討していた。 体調不良のせいで、物件の取得まではいけなかったが、来月進めていく。

          自己紹介

          はじめまして。 横瀬町地域おこし協力隊の杉本と申します。 出身は東京で2019年に横瀬町に引っ越してきました。 前職は長野県のベンチャー企業で事業部長をしていました。 現在は、空き家の利活用した宿泊施設の開業・運営を行っています。 目的は、産業の活性化及び良い雇用の創出です。 私はこの地域が好きで、ずっと住み続けたいと思っています。 しかし、それは今の世の中簡単ではありません。 人口が減少すれば、行政サービスは維持できなくなったり、好きだったお店が無くなったり。色々