資金調達方法について【11月活動報告】

10月に引き続き、お金の話題だ。

11月は主に3棟目のコンセプト決定、設計、施工準備をしていた。
既存施設との差別化のために、少しラグジュアリー目なコンセプトで固まった。

やはりここで出てくるのが、資金をどうするかだ。

今までは既存の宿泊事業で溜まった利益で次の投資を行っていたが、2棟目から3棟目のスパンが短いこと、3棟目の施工費が高いことが重なり、自己資金だけでは賄いきれず、どこかからお金を用意することになりそうだ。

そうした場合、どこにお金の協力をお願いするかによって意味合いが変わってくる。

ここで話は変わるが、東京都が高校の授業料完全無償化を進める報道が出た。

こういった優遇は税収が多い自治体ほどやりやすい。そしてそれに惹かれて人が集まり、更に税収が多くなるという正のスパイラルはまだ止まらないだろう。

地方はこれと逆で負のスパイラルな面も多い。

こういった人口に比例した税収や公共サービスの自治体による差はなかなか変えられないところであるので、民間企業や市民の動きは非常に重要になると考える。

私の宿は主に東京や埼玉都心部の方が多く宿泊する。

つまりお金の動きとしては、人口の多いところのお金を秩父・横瀬で使って貰っているわけで、地方から出て行った人達のお金を戻して貰っているという見方も出来る。
なので私は地域の存続のために、こういったお金の動きを生み出せる宿泊業を行っている。

そうなると、資金調達の調達先もこういった側面を基に考えたい。

地銀が一番分かりやすく難易度も低いが、なるべく秩父から遠いところから資金を調達した方が良い気もしている。

こういったところも考えて、やっていきたい。

今月は遂に工事が開始予定だ。頑張ります。

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