2023/05/12の日経を読んで

マイナンバーカードを使った証明書のコンビニ交付サービスの誤交付問題について、徳島市でも証明書の誤発行が発生していたことが11日分かった。富士通Japan（ジャパン、東京・港）のシステムを通じてサービスを提供しており、誤交付が判明したのは横浜市などに続き4自治体目となる。記事を要約すると共に所感を述べたい

• 3月に徳島市に住民票のある人が徳島市内のコンビニで住民票の発行をしたところ別人の書類が発行された

• システムを一時停止して、市役所内の端末を撤去してコンビニでの交付を再開している

• 富士通Japanは顧客が明らかにしていなかったため、公表しなかったと説明する

• 徳島市は今後、コンビニ交付のシステムを停止するかは未定

• 富士通Japanのシステムは全国200の自治体で導入されている

長年に渡り、我が国の基幹システム、自治体のシステムを提案維持保守してきた富士通にこの様なインシデントが発生したのは遺憾である。富士通Japanとは富士通の子会社として2020年10月に設立したものの、全国の自治体にシステムを収めていたのは富士通本体の時代からである。富士通にとって、罪は重い。システムの不具合なのか社内の体制によるものなのか、原因を究明して速やかな是正対応をお願いしたい。