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完璧主義なリーダーがチームとの信頼関係を1.5倍よくする方法

完璧主義なリーダーは、なんでもそつなくこなすイメージが定着しています。

たまに間違えると、
「えー、○○さんでも間違えることあるんですか」と言われてしまいがちです。

もしかしたら、周りの人は完璧主義のリーダーを、
「○○さんのようにはとてもなれない、自分とかけ離れた存在」
と思っているかもしれません。

そのようなリーダーに、自分のミスを報告したり、簡単なことを相談したり、わからないことを聞いたりするのは、ハードルが上がってしまいます。

そこで今回は、完璧主義なリーダーが、親しみやすいリーダーになって、チームメンバーとの信頼関係がよくなる方法を具体的にご紹介します。


話すときは横から

わたしたちは、真正面に向かい合うと心理的に「対立的」と感じます。
この対立姿勢は、意見や立場を堅持する構図を生み出しやすくなります。

この状況で、相手を注意すると、言葉以上にきつく受け取られがちです。

質問や相談も、お互いの立場を意識した話となりやすく、完璧主義なリーダーからの回答やアドバイスは、難しく感じてしまう可能性があります。

そこで、そのような雰囲気を和らげるために、
話すときは、なるべく「横から」を意識してみましょう。

同じ方向を見ながら話せる位置をとりましょう。
横に立つと寄り添いの姿勢になります。

注意するときも、「横から」にすると、威圧感が減りやわらかく受け取れやすくなります。

相談にのる時も、「横から」のほうが、構えがとれて自然な会話になりやすいです。

立ち位置、座る位置だけの問題ですが、効果は意外と大きいのです。


弱い気持ちを声にしてみる

どんなビッグスターでも、大統領でも総理大臣でも、大会社の社長でも、大勢の人の前で話したり、パフォーマンスするのは緊張します。

いっけん、なんでもない顔をして、堂々と自信たっぷりに見えますが、
実はものすごく緊張しているものです。

もしそのような緊張している気持ちを、本人の口から聞いたとしたら、どうでしょう。

心臓が飛び出そうなほど緊張した、プレッシャーで眠れなかった、手が震えるほど怖かった、息が詰まりそうだった、足がすくんだ、胃が痛くなるほど心配だった、心が折れそうになった、言葉が詰まりそうになった、頭が真っ白になった、

こんな言葉が、リーダーから出てきたら、
「リーダーも人間だったんだー」と、親近感を感じないでしょうか。

完璧主義のリーダーなら、なおさら、こう思われる可能性が大きいです。

完璧主義のリーダーの、できる姿ばかりではなく、たまには人間らしい姿を垣間見ると、誰もが不完全であっていいという安心感を覚えます。


まとめ;

完璧主義なリーダーは、なんでも完璧そうに見えて、
周囲の人から、ばかな質問はできない、ちゃんとした相談をしなければと、相手を身構えせてしまいがちです。

今回ご紹介した、
・話すときは横から
・弱い気持ちを声に出してみる

という2つの方法は、親しみやすくアクセスしやすいリーダーになるために効果的です。チームメンバーとの距離を縮め、よりよい信頼関係を築きやすくなります。

真のリーダーシップは、不完全さを受け入れ、人間らしさを共有することにもあります。

ぜひ、この2つのことを試してみて、親しみやすいリーダーとして、よりよいチームメンバーとの信頼関係を築いていってください。



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