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つい自分を責めてしまうリーダーへ、100%自分に優しくなる方法

「わたしは何をやっているんだろう。」
「ほかの人ならもっとうまくやれただろうに。」
「いつも大事なところで間違える。」
「どうして自分はこんなに無能なんだ。」
「自分のせいで全て台無しにしてしまった。」
「どうしてもっと早く気づかなかったんだろう。」
「なんであんなこと言ってしまったんだろう。」
「あそこで失敗するなんて最低だ。」
「もっとうまく出来たはずだ。」
「もっと頑張ればよかった。」

もしあなたが、つい自分を責めてしまうリーダーなら、
こんな言葉を、心の中でつぶやいているかもしれません。

自分を責めると、まず、暗くなります。ネガティブ思考。。。
(わたしもかつては自己嫌悪がひどかったのでよくわかります)

悲しいことに、自分を責めても、一つもいいことはないんですよね。
嫌なことがなくなるわけでも、状況が良くなるわけでもありません。

しかも、自分を責めるというのは、自分で自分を殴っているようなものですから、客観的にみてもつらすぎます。

そこで今回は、どうすれば、自分を責めなくなるか、自己嫌悪にならないかを具体的にお話ししてみたいと思います。


自己嫌悪の正体は

まず、自己嫌悪は、どのようにして起こるのか、説明しますね。

わたしたちの心の中には、
見つめる自分と、見つめられる自分、
という、2人の役割の自分がいます。

見つめる自分のことを
「内なる親」とか、「インナーペアレント」と言います。

見つめられる自分のことを、
「内なる子」とか、「インナーチャイルド」と言います。

この二役は、親と子の関係です。

自己嫌悪がおこるのは、この親と子の関係がとっても厳しい関係なのです。

見つめる自分が、見つめられる自分にダメ出しをしています。
言いかえると、親が子に「ダメだな〜、おまえは」と言っています。

自分の中の親が、自分の中の子供にダメ出ししている状況なんですね。
厳しい親を心の中に鎮座させています。


自己嫌悪を減らす方法は?

では、この厳しい親をどうすればいいんでしょうか。

厳しい親を、優しい寛容的な親に、変えていきましょう。
どんなことでも「それでいいよ」と言ってくれる、寛容的な優し〜い親に変えていきましょう。

方法としては、自分を責めそうになったら、

「十分よくがんばったよ、最善をつくしたじゃない。」
「完璧な人なんていないよ、人間だからミスだってある。」
「あんなことがあったら、落ち込むのも当然だよ。」
「悲しい時は、悲しいだけ悲しんでいいんだよ。」
「それはつらかったね、つらい時は少し休もう」
「うまくいかないときだってあるよ、また新しいチャンスはある。」
「今この瞬間も、あなたは十分価値のある存在だよ。」
「言いたいことは、言ってよかったんだよ。言いたかったんだから。」

というふうに、自分を責めるかわりに、
精一杯、自分に寛容的な優しい言葉をかけてみてください。

厳しいことをいっていた親が、寛容的な優しい親になったら、安心できて、癒されて、うれしいですよね。

それに、今までのようにがみがみ言われなくなるので、日々がとっても平穏になります。

自分を責めそうになったら、厳しい言葉を優しい言葉に変えてみて下さい。

この方法で自己嫌悪はなくなっていきますので、少しずつ試してみてくださいね。


優しい親に変えていくよりパワフルな方法は

自分の心の中の親が「厳しい親」になったのは、
育ってきた環境で実際に「厳しい親」役のモデルがいて、それを心に取り込んだ状態と言われています。

ですから、そのモデルを取り込み直すのが有効です。

パートナーや友達、同僚など、信頼できる身近な人に、優しい言葉をかけてもらうようにお願いして、その優しい親役を心に取り込んでみましょう。

ポイントとして、お願いした方は、いつも優しい言葉をかけてほしいと期待しますが、相手によっては負担に感じたり、難しく感じたりするので、注意しながら行ってくださいね。

メンタルヘルスコーチなどの、心の専門家のセッションを受けるのもおすすめです。メンタルヘルスコーチなら安定した優しい親を常に提供することができます。

共感的・受容的に話を聞いてもらいながら、寛容的な言葉のやり取りをしているうちに、あなたの中の「見つめる自分(内なる親)」が、よりパワフルに、だんだんと寛容的な優し〜い親になっていきます。

あなたの中の、内なる親を、寛容的で優しい親に変えていきましょう。
あなたの世界を、自己嫌悪のない世界にしましょうね!!


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