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一人起業家の心の休め方、知っておきたい2つのこと

近年、自分ののアイデアと情熱を生かし、一人でビジネスを始める人が増えています。副業が認められれている職場も増えてきましたので、自分で何かを始めることの選択肢が広がっていますよね。

一方で、自分でビジネスを始めると、焦りや孤独といった課題を抱えることが少なくありません。

多くの場合、自らサービスを提供したり、ビジネスのあらゆる側面を自分一人で担うため、精神的な負担が増えます。

また高いエネルギーで新しいことに挑戦する時には、自己活性化が起こり、見捨てられ不安による、漠然とした心のざわつきが起こります。

ただひたすらに働き続けてしまい、メンタル不調のサインも見逃しがちです。

そこで今回は、心の健康を維持して、初心の情熱とワクワクをキープしながらビジネスを楽しめる、心のケアについて一緒に考えてみましょう。


自分の限界を意識しておく

わたしたちには、必ず限界があります。24時間365日働けないことは明確ですが、あなたの限界はどのあたりでしょうか。

1日8時間で6日でしょうか、1日10時間で5日でしょうか、1日12時間で4日でしょうか。
まだまだもっと働けるという場合も、もっと手前で限界、という場合もあるかもしれません。

では、この限界を超えて働き続けるとどうなるでしょうか。

ひどく落ち込む、やる気が出ない、眠れない、集中できない、決断力が落ちる、罪悪感を感じる、生きている意味がわからなくなる、絶望感におそわれる、不安が込み上げてくる、など、

さまざまな心の不調やからだの不調が現れてきます。

強靭なメンタルの持ち主でも、レジリエンス(困難からの回復力)が抜群でも、

それとは関係なく、

わたしたちの心の仕組みとして、限界を超えた状態が続くと、さまざまな不調が現れてきます。

だれでもなる可能性があるという意味で、心が風邪をひく、とも言います。

健康な人でも寒い場所にずっといれば風邪を引くのと同じで、
心が健康な人であっても限界を超えた環境にいると心の風邪をひきます。

風邪を甘くみてはいけません。こじらせると重病になります。
心の重病は、例えば、うつ病や適応障害です。

一人で仕事をしていると、限界を超えて無理をしたくなる場面は必ず出てきます。

ビジネスの立ち上げ、軌道に乗せる努力、軌道に乗った後の運営、次の展開の模索と、エンドレスに続く場合もあり、

これが終わったら休もう、これが達成できたらひ一区切り、とは思っていても、ノンストップになってしまいがちです。

どのみち、心の風邪をひいてしまったら、休まざるを得なくなります。
そうなる前に、自分の限界が来たらゆっくり休んでください。
定期的に休みを入れるようにして、早めに対処してくださいね。


疲れたらホッとできる相手とはなす

一人起業家にとって「孤独」は避けられません。一人でビジネス始める資質としてある程度は孤独好きかもしれません。

孤独を楽しみながら仕事をしているうちはよいのですが、

これも、限度を超えると、さびしくなったり、心細くなったり、自信を失いそうになったりしていきます。

これは、孤独が限度を超えるとだれもが感じる感情で、
弱いわけでも、甘えているわけでもありません。

こんな時は、いったん自分の殻から出ましょう。

そして、自然体で話ができる優しい人と、話をしてホッとしましょう。

できれば、今の気持ちも話せるといいですね。

「最近、ちょっと気弱になってきてるんだよね。自信もなくしそうで、時々さびしく感じることもあってさ。」

「そうなんだね。全部一人でやってるんだもんね。気弱になることも、自信を失いそうになることも、そしてさびしさを感じることもあるよね。毎日が決断の連続で、何もかも一人で抱えてるんだもん。それって本当に大変なことだよ。」

このように、弱っている自分の気持ちを素直に言葉にして、やさしく受け止めててもらえることほどホッとすることはありません。

自分の気持ちをそのままそっくり受け止めてもらえると、心がだんだん落ち着いていきます。

パートナー、家族、友達、先輩、上司、同僚など、優しく受けとめてくれそうな人に話をしてみてください。
身近にいないという場合は、メンタルヘルスコーチなどの心の専門家をぜひ頼ってみて下さい。


まとめ;

一人で黙々と仕事をしていると、限度を超えていることも、孤独になりすぎていることも、気づかないことがあります。

気づかずに、さらに働いてしまうと、悪化した状態になってやっと気がついた、ということも少なくありません。

自分の限界を意識しておく、自然体で話せる相手とはなす
ことを心にとめて、気がついた時点で早めに対処してくださいね。

心を健康にして、初心の情熱とワクワクをキープしながら、ビジネスを楽しみましょう~♪



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