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転生モノの横行を悪いとは云わない

しかし飽和しすぎて、作品タイトルも長すぎる流行である。
90年代のJ-POPも長いタイトルを競っていましたが、それよりも長いのだろうな。それが流行なのだから、提供する側には罪もない。

でも。

転生モノはこれくらいに毛の生えた程度が、色気もあって丁度良かった気がします。

そして、死んだ後への期待も抱かせないという山田風太郎節も、美学でした。
死んだら、異世界でやりなおせるなんて、本気で信じる幼稚な若者もいるかと思うけど、現世利益のため、人は努力をして明日を信じるものなのです。

否定ではないよ。
あしからず。