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お金が見えない

皆さんは仕事中にお金を見たことがありますか?

私が支援員の時、
週一回程度しか現金を見ることはありませんでした。

利用者様のお小遣いとか
ちょっとした買い物程度…

施設にレジがあるわけがなく、
利用者様・保護者様はお会計をしません。

利用料のほとんどが
すべてが見えないところで処理されています。

これでは、
支援者は利用者様からお金を頂いている感覚を持てないですよね。

そして、
「利用者様」は「お客様」という感覚も持てないですよね。

でも、こればかりはどうすることもできません…
福祉はこういう仕組みになっているので…

いわゆる「法定代理受領」※過去の投稿参照

だからと言って、
お金について知らないままスルーはよくない。

福祉はサービス業
なので。

私たちの生活は利用者様の利用料で成り立っています。
しかも高額な利用料…

したがって、私たちは利用料を知る義務があると思います。
お金を意識することで、責任も感じます。
責任感が出ると、サービスの質も高まります。
サービスの質が高まると、利用者様が幸せになります。
「お金」を知ることは利用者様の幸せにつながります。

「お金が見えない」環境は変えられませんが、
「お金の存在を意識させる」環境に変えることはできます。

皆さんで「お金」について知る機会を作っていきましょう!

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