解離性障害と私

皆さんは、解離性障害という病気を知っていますか??
私は、解離性障害を患っている17歳です。なぜこの病気が発症したかというと、虐待が原因でした。

解離性障害とは?
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種です。 自分が誰か理解不能になったり、複数の自己を持ったりする病気です。 女性に特有の疾患との誤解から子宮に原因があると誤って信じられていた頃と異なり、現在ではヒステリーではなく、解離性障害と身体表現性障害に分類されます。

解離障害も種類があります。
解離性障害は、解離性同一性障害、解離性健忘、離人感・現実感消失障害などに分類されます。

➀解離性同一性障害とは?

解離性同一症とは、かつて多重人格障害と呼ばれた神経症で、子ども時代に適応能力を遥かに超えた激しい苦痛や体験(児童虐待の場合が多い)による心的外傷(トラウマ)などによって一人の人間の中に全く別の人格(自我同一性)が複数存在するようになることをさします。

➁解離性健忘とは?

解離性健忘とは、心的外傷やストレスによって引き起こされる健忘(記憶障害)のことで、自分にとって重要な情報が思い出せなくなります。 記憶に空白期間がみられますが、その長さは数分から数十年にも及ぶ場合があります。 考えられる他の原因の可能性を検査で否定した後、症状に基づいて診断を確定します。

③離人感・現実感消失障害

離人感の症状は、自己の身体、感情、思考、感覚などから自分の主体性が失われて、自分自身を非現実的に感じる体験とされている。 一方で、現実感消失の症状は、外界(世界、人、物など)から自分が切り離されているように感じられ、周囲の世界に親しみを覚えられず、非現実的に感じる体験とされている。

自分の症状
自分は全て当てはまっているので解離性障害のオールマイティです。
しかし、日常生活に支障しか出なく、毎日が戦いです。自分は、人格が19人いて、大家族が頭の中に沢山いるという感覚です。これは、解離性同一性障害と言われるものです。
それに自分はストレスを受けると、現実感がなくなり、手を動かしたり、喋ったりしている感覚がなくなり、ふわふわした感覚に陥る離人感・現実消失障害と言われるもの。
自分は今どこにいるのか、何をしているのかすべて忘れ、パニックになったり、買った覚えのないものが部屋においてあったりと、日常生活に支障をきたす解離性健忘という病気すべてを持っています。
そんな中で私はヘルプマークは、必須のアイテムです。解離性障害のほとんどは、虐待などによるものが多いみたいです。

解離性障害の人たちのために、対処法を覚えてほしいです。
責めない、威圧しない、感情的にならない
多くの場合、心的ストレスが引き金となって発症します。発症の経緯は、「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と似ています。
従って、PTSDへの対応は、解離性障害の人への対応に応用できるでしょう。接し方の基本は、責めたり、威圧したりしない、感情的にならずに冷静に対応するということです。

理解してあげる

解離性障害は、常識では理解できないような症状です。詐病と誤解されがちなことは、解離性障害という病気に関する知識が乏しいことに原因があります。ですから、家族や周囲の方は、まず解離性障害について学び、症状や特徴を理解する事が何よりも求められます。

安心できる治療環境をサポートする

解離性障害の治療の基本は、安心できる治療環境を整えることです。ここでいう治療環境というのは、家族など周囲の人の理解と主治医との信頼関係を意味しています。

原因

解離性障害の主な原因は、心的ストレスによって他人に対して自己表現ができないためだとされています。つまり、解離されている心の部分は、安心できる関係性でしか表現できないということです。信頼できる治療環境を整え、患者に自己表現の機会を与えることが求めらます。

解離性障害の方々は自分のことを攻めてしまう方が多いと思います。しかしそれは、人に、話せない。話しかけづらいからだと思います。

理解の深まる世の中になりますように

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