【啓発】トッププロ野球選手はこう考える
プロ野球選手が執筆した興味深い本を以下にまとめました。これらの書籍は野球に関する知識や人生の価値観を探求するための素晴らしい資源です。
『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』著川相昌弘
プロ野球の名捕手であり、名監督でもある川相昌弘が野球の技術論と指導論を体系化した一冊。
この本、『ベースボール・インテリジェンス』は、野球における技術と戦術の理解を深めるための方法を紹介しています。著者は自身のプロ野球経験とノートをもとに、野球の技術論や指導論を体系化し、実演で解説しています。
本書の内容は以下のように構成されています:
心の持ち方:野球をプレーする上でのメンタル面の重要性について。
守備(基礎)編:基本的な守備技術に焦点を当てた内容。
守備(連携)編:守備の連携やチームプレーについての理解度向上方法。
犠打編:犠打の実技や戦術的な理解について。
打撃編:バッティング技術についての詳細な情報。
走塁編:走塁技術と戦術に関する内容。
この本は、野球選手や指導者向けに、野球の技術と戦術を深め、プレーの理解度を高める手助けをするガイドです。各章ごとに、具体的なポイントや実践的なアドバイスが提供されており、野球における知識とスキルの向上を支援します。
『もう一度、プロ野球選手になる。』著:新庄剛志
新庄剛志が48歳で現役復帰を目指す姿勢や夢に向かう姿勢を描いた本。
新庄剛志は、47歳から再びプロ野球選手を目指すという衝撃的な宣言をしました。この本では、その決断の背後にある理由や、新庄剛志自身がどのようにして夢を追いかけ、挑戦を続けてきたかが語られています。
彼は、1%の可能性があれば必ずできると信じ、夢に向かって挑戦する姿勢を示しています。また、現代社会では夢を追いかけることが難しいと感じる人々に対して、自身の挑戦が勇気の源になることを願っています。
この本には、新庄剛志自身がプロ野球選手としての経験から得た知識や野球テクニック、守備論なども紹介されています。彼の生き様や考え方から、夢を実現するためのヒントを得ることができるかもしれません。
『だから僕は練習する 天才たちに近づくための挑戦』著:和田毅
和田毅選手が練習論と才能を超える覚悟について語った一冊。
和田毅は、福岡ソフトバンクホークスのサウスポー投手として知られ、彼の初の単著では、独自の練習論や不器用さを武器に、自己向上の方法について詳しく探求されています。
彼の練習論は、野球技術の向上だけでなく、仕事、勉学、生活といった日常生活の課題にも通用する普遍的な要素に満ちています。そのため、一般の人々にとっても示唆に富む内容となっています。
和田毅は「松坂世代」として知られ、自身を才能に恵まれていない選手と位置づけています。
しかし、彼は「練習」に真摯な姿勢を持ち、特に「考えながら練習すること」を重要視しています。自分が天才ではないと自覚し、深く考えて練習し続けることで、仲間たちの「天才」に追いついたと語っています。
和田毅の言葉や経験から、努力と考える力の重要性について学び取ることができます。彼の単著は野球に限らず、日常生活における向上心や努力の在り方についての示唆に富んでいます。
『ゆけゆけ! 「無敵バッテリー」 野球の超正論』著:江本孟紀、里崎智也
江本孟紀と里崎智也の共著で、プロ野球の内幕について赤裸々に語った本。
この本はプロ野球界におけるさまざまな話題や論点について言及しており、以下はその一部です:
ワースト記録更新の日本シリーズへの批判
「パ高セ低」問題と金満補強についての考察
野球解説者の仕事に関する意見
監督からの苦情と放送席の声について
ロッテの集団感染と解説者への非難
大城が巨人の正捕手になった理由
阪神選手のエラーについての考察
関西マスコミと阪神に関する見解
DeNA低迷の原因としてのラミちゃんの指摘
広島のBクラス時代への回帰
山田哲人のヤクルト残留に関する情報
ソフトバンクの柳田とバレンティンの明暗
栗山野球の限界についての指摘
日ハムの清宮と巨人の岡本の比較
オリックスの関西での勢力拡大の謎
澤村と藤浪についての言及
広島とヤクルトのトレードの消極的な姿勢
交流戦についての意見
ドラフトで話題になった選手の行方
スカウトの好みとミーハーさについて
大野雄大のFA行使しなかった理由
メジャー挑戦と日本への帰還について
長嶋と松井のリモート指導のエピソード
「史上最大の下克上」から10年の振り返り
ノムさん不在の野球についての言葉
この本は、プロ野球界におけるさまざまな出来事や議論についての詳細を掘り下げており、野球ファンや関心を持つ人々にとって興味深い一冊となるでしょう。
『「問いかけ」からすべてはじまる』著:野村克也
野村克也監督が「問いかけ」の重要性を強調し、リーダーシップと成長について語った書籍。
この本は、人材と組織の成長において「問いかける力」の重要性を探求しています。以下は、本書の主要な内容を要約したものです:
まえがき
著者は、人材育成と野球監督の経験から、「問いかける力」が成長と組織力向上の原点であると説明します。人生は「なぜ」の積み重ねで発展していくと述べます。
第1章 伸びる人は「問いかける力」をもっている
うまくいった理由を追究することの重要性
うまい人に出会ったときに自問すること
技術の核心を探究する
伸びる人の質問スタイル
「深い質問」と「浅い質問」の違い
第2章 「問いかけ」で潜在能力が開花する
育成において「問いかけ」が指導より重要である理由
常に「根拠」を問うことが成長につながる
潜在能力を引き出す問いかけの例
やる気低下時への問いかけ
目標設定と問いかけの関連性
第3章 「問いかけ」で組織を伸ばす
仕事へのアプローチを変える問いかけ
不満を抱えるメンバーへの問いかけ
各種問いかけの効果
他者への効果的な問いかけ
第4章 「感性」を鍛えると人は成長する
「感じる力」の重要性
無難な選択からの脱却
伸びる人のデータ分析能力
感性を高める読書法
成長の基本:計画、実行、確認
この本は「問いかける力」が個人と組織の成長にどれほど影響を与えるかを探求し、その力を向上させる方法を提案しています。質問の力を養い、自己啓発や組織の発展に役立てるための指針が含まれています。
これらの本はプロ野球選手の視点からの貴重な洞察を提供し、野球ファンや自己啓発に興味がある方にとって価値のある読書素材です。ぜひご興味があれば手に取ってみてください。😊
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