自分をまるごと好きでいよう

悩む時・人生に躓く時ってどんな時だろう。

人と比べたり、自分の至らなさにヤキモキしたり、思い通りにいかない事に心奪われたり。

まず、自分の好きな所を100個書き出すといい!なんて言われてトライしたもののそんなに無い・・・。むしろ、嫌いなところが沢山出てきたりする。

花屋でお花を見ていると、どれも美しすぎてむしろ際立ったお花の印象が残らないことがある。
一方、茂みの中に一輪だけ花が咲いているのを見つけた時、ひと際美しく目を惹く。同様に、夜空がひと際暗いと、星の輝きが一段と美しい。

私達が自分の中に探している輝きとは、もしかしたら自分が短所だと思って隠そうとしている中にあるのかもしれない。

私は、人の気持ちが分かり過ぎてしまうことで、辛い思いをすることが多かったが、同時に人に寄り添う事ができた。色んな事が見えるので人の才能を見つけるのが得意で、人の才能を引き出す事が上手い気がする。

今までは、人に合わせすぎて疲れ果ててしまい自分の個性を闇のように捉えてしまっていたが、他と変わっていた性質を活かせたら闇は光になるのではないだろうか?

闇の中で光は輝く。短所があるから長所が活きる。つまり、自分の闇の中に輝く才能が、短所の中にこそ際立つ魅力があるのではないだろうか。

これまで世の中の物差しで長所とされてきた部分は、むしろ私にとっての足枷になっていたのかもしれない。

神様は自分のことを丸ごと愛するように、自分が嫌いなところに才能を隠してくれているように感じる。

悩み多き私の過去の経験を、私が丸ごと愛する事で自分の光に変えられて、その光がまた誰かの光りになったらいいなと思う。

宝石のような輝きは、傷つけ、研磨してようやく得られる光。自分の苦い経験こそ自分の原石を光り輝かせるための工程だったのだろうと思う。

私は私にしかなれないから。。
私は私のままで生きていこうと思う。

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