見出し画像

住まいについてのあ〜だこ〜だ

今日はお引越しにあたって考えていることを書き綴ります。
我が家はこれまで結婚してから引っ越しを4回経験しています。

そして、この度5回目のお引っ越し。新しい住まいは築20年の一軒家の賃貸をセレクトしました。

今、実家暮らしでインテリアは親の好みになっていて密かに新しいおうちの家づくりが楽しみなのです。できれば注文住宅で思い通りのお家がいいなとか妄想してたら引越し先のおうちがどんどん嫌になってきて新たな悩みを作り出していました。

そこで、コーチングの課題の時にお家をテーマにセッションしてもらいました。この時出てきた最初の悩みはリビングがもっと広かったらいいのにとかもっと間取りが使いやすいものだったらいいのにっていう表面的な話だったんです。でも深ぼっていくうちに、家族がにっこり笑ってるとか友人が気兼ねなく遊びにくるとかリビングの広さには起因しないことがおうちに求めていることなのだと気付かされました。

これを踏まえてどんなお家を創っていくのかと改めて考え直すと、自分のお気に入りで囲まれた愛着のわくおうちで暮らしたいと思ってるんだなと。賃貸なので制限はあるけれど、人がわちゃわちゃと集まる雰囲気で工夫をしながらも友人や家族と共に暮らしを楽しみたいんだな〜と。なので重要なのは完成形を求めてあーだこ〜だと家族で会議をしながらその度にアップデートしていくことなんだな〜と感じました。

あ〜だこ〜だを繰り返すうちに次第に愛着が湧くおうちになっていく、求めているのはその過程そのものなのだなと。

ということをコーチングで気づかされたのちに幸せな住まいについて検索してみました。

ここで、日本とデンマークの違いについて研究している記事を発見。
理想の住まいについて求めることの日本人の上位は「日当たり・風通し」「持ち家である」「新築で取得」に対し、デンマーク人は「友人を呼んで交流」「創造的」「自分らしさ」が上位であり、大差がついていました。
日本人は安心や安全、所有欲求であることに対し幸福度の高いと言われているデンマークでは自己表現や所属欲求をみたすものとして、主体的に住まいに関わっているんだなという違いに気づきました。デンマークはマズローの欲求でいうところの高次の欲求を住まいに求めているようです。

やっぱり表面的な反応ではなく自分に向き合いwell-beingを突き詰めて考えるとそこに行き着くんだろうなと改めて感じました。

完璧に再現されたインスタの画像ではなく、少しずつ買い足した家具に愛着を持ちながら、これからの出会いと変化を楽しみつつあ〜だこ〜だと暮らしていきたいと思います。自分らしくて家族らしいセレクトをしていこう。

使い捨ての持ち物にしないように、長く好きでいられるものにゆっくり出会っていきたいな〜。傷のついたテーブルの軌跡を思い出に変えながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?