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名古屋ウィメンズマラソンの思い出

50歳からのマラソン

もう3か月も前のこと、3月13日(日)に名古屋ウィメンズマラソンを走ってきました。
フルマラソンは2019年に走ったホノルルマラソン以来です。
コロナの影響で、2019年のホノルルマラソン以後はオンラインでいくつかのフルマラソンを走りましたが、やはりオンラインではなく実際に42キロを走るのはとても苦しく、しかし感動の連続でした。

見出しに「50才からのマラソン」と書きましたが、子育てが終わり、さて何をしようか!と考えた時にすぐに頭に浮かんだのが[ホノルルマラソンを走りたい!]でした。

エアラインで勤務していた若かりし頃、ホノルルマラソン前後のホノルルへのフライトは食事の内容もいつもよりパワーアップしていたり、乗客は元気いっぱいのランナーばかりで活気に溢れ、機内でさえ楽しさと感動で満ち溢れていました。
いつか出てみたい!という夢はこのころからです。
しかし短距離も長距離も走ったこともなければ、忙しい12月に休暇をとるのも気が引けて、20代は[ホノルルマラソン=夢の世界]。

それから約30年以上がすぎ・・・
実際に2019年のホノルルマラソンに出ると決めてから、同じような20代を過ごした同期生に声を掛けたら同じ夢の人が3人。

1年前の2018年にマラソン教室に入り、コツコツ走り続けて2019年のホノルルマラソンは、遅いながらも無事に完走できました。
何十年かぶりに「自分の為に努力する」日々はたくさんの出会いと感動がありました。

始まる前からわくわく感いっぱい!

ホノルルマラソン完走が大きな自信になったことと、マラソン教室の先生がとても素晴らしい先生で、この先生の教室ならずっと続けたいと思い、ホノルルマラソン以来今もランニングが続いています。

続けていると目標が欲しくなり、次の目標が名古屋ウィメンズになりました。
残念ながら2021年はオンラインでの参加。
2022年3月13日、ようやく名古屋の街を走ることができました。

PCR検査を前日に受けるため、3月12日から名古屋へ。
たくさんの人が検査を受けに来ていましたが、大勢のスタッフの方が効率よく誘導してくださり、思っていたより早くPCR検査も終わりました。
夜には結果が送られてきます。


3月13日マラソン当日!
荷物を預けたり、健康チェックの確認などがあるので、7時半にはドームに到着。
女性ばかりで華やか!コスプレしている人やカッコいいランナーが多くて、この場にいるだけで満足感でいっぱいでした!

友人と一緒にエントリーしましたが、スタートブロックはみんなバラバラ。しかしフレンドリーな人が多くて、たまたま隣にいただけなのに話が弾んでライン交換をしたり。
こんなこともあるんですね。その方とは途中何度も遭遇し、苦しい中で何度も励ましあいました。
マラソンの苦しさを共感するからこそ、思い出深い出会いがあるんでしょうね。

当日の服装と持ち物

3月半ばだったのに、マラソン当日は20度を超える気温。
数日前から暑くなるとわかっていたので、半袖シャツに七分丈パンツ。

少しサポートのついたタイツにしようか、また半袖シャツの下に長袖インナーかアームカバーをしようかとギリギリまで悩みましたが、結局毎日練習の時に着ていたもの似決定。
(ポケットが多く、どこに何を入れているかがわかりやすかったので。)

またキャンディや補給食も小さなウェストポーチに入れました。
名古屋ウィメンズマラソンは給食や給水が豊富のようだったので、ホノルルマラソンよりはその点が安心して荷物を減らせました。

応援がうれしい!

この日の気温は今年の最高気温。
途中の給水はしっかり摂り、ういろうやおせんべい、パンにキャンディにチョコレート。
名古屋ウィメンズの給食は魅力的と聞いていましたがその通りでした。

栄の久屋大通公園にあるテレビ塔を過ぎ、25キロを超えたあたりでは名古屋城も見えました。
何度か訪れた名古屋の街並みを見ながら走る、とても贅沢な経験です。

写真を撮っている余裕はなかったので、これらの写真はすべて後から購入した写真。
走った景色を後から見れるのも嬉しいですね。

30キロ超えたあたりから足がつってしまい、ストレッチをしていると沿道で応援をしていた方がコールドスプレーを貸してくださいました。
たくさんの応援と拍手、人の応援が苦しさを力に変えてくれる体験はマラソンをしていなかったら味わえなかったかもしれません。

35キロを過ぎるとあと少しなのに全然進まない。
もう疲労困憊です。
バンテリンドームに近づくにつれ、沿道の応援も多くなってきました。
あと少し!声援やメッセージがかなり気持ちを強くしてくれます。

無事に完走!ゴール!

タイムは5時間50分。
目標タイムに及びませんでしたが、それでも完走できたのは本当にうれしい!

42キロを走り切れるなんてなんて幸せなことでしょう!!
ゴールするとすぐさま名古屋ウィメンズマラソンのご褒美[ティファニー]をおもてなし隊の方が手渡してくれました。
そのあとおもてなし隊との写真撮影ブースがあったり、名古屋ウィメンズマラソンって楽しすぎます。

名古屋ウィメンズマラソンに向けて、去年から準備をしました。
毎朝走り、週末には長い距離を走って練習してきたつもりですが、途中から足がつったのはやはり走りこむのが足りなかったのでしょう。

フルマラソンはとてもきついですが、それに臨むまでの仲間との練習や当日のたくさんの方のサポートや応援を感じる幸福感を得るとまた来年も経験したくなります。本当に不思議なスポーツです。



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