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【11/24発売】ミステリー新刊4作品をまとめてご紹介。

あっという間にもうすぐ12月ですね。

最近の編集部はいわゆる年末進行に大慌ての日々です。つい先日、12月新刊(12/21発売予定)の校了を終えたと思ったら、目前にはジャーロ1月号&1月新刊の校了が迫っておりました…。

個人的には近年にわかに盛り上がっている(?)ブラックフライデーセールも気になりますし、やけにソワソワした気持ちで師走に突入することになりそうです。

そんななか、今月は4冊の新刊が発売となりました。まとめて一気にご紹介します!


01.『地羊鬼の孤独』大島清昭

はじまりは中国妖怪を模倣した連続猟奇殺人事件だった。
密室、呪術、バラバラ殺人……謎と怪異が溶け合う未知のホラーミステリー

全裸遺体の入った棺が、市内で次々に発見された。動機の見えない一連の殺人を繋ぐものは、現場に残された中国妖怪「地羊鬼」の名前のみ。新米刑事・八木沢は、警部補・林原とコンビを組み、捜査を進めるが、事件の全容はもはや人間の手に収まらないものになっていたーー。

▼冒頭約50ページを無料公開中!お見逃しなく。



02.『グッドナイト』折原一

ぐっすり眠れるなら、死んでも構わない。
入居しているのは、眠りに問題を抱える人ばかり。
騙りの名手が仕掛ける、不眠と悪夢の「グランドマンション」へようこそ。

折原一さんの既刊『グランドマンション』『ポストカプセル』に連なる、“グランドマンション”形式、集合住宅を舞台にしたミステリー。「メゾンハ・ソレイユ」の人間模様を描く7つの短編が、アッと驚く形で繋がります。今作も、著者に騙されること必至です。

折原一さんには沢山のサイン本をお作りいただきました!


03.『最新ベスト・ミステリー 陥穽の円舞曲ワルツ』日本推理作家協会編

ミステリーの最前線で驚きと興奮が響き渡る! 
豪華15作家による珠玉のアンソロジー上巻。

青崎有吾、芦辺 拓、阿津川辰海、有栖川有栖、織守きょうや、恩田 陸、加納朋子、今野 敏、澤村伊智、斜線堂有紀、白井智之、辻堂ゆめ、長岡弘樹、麻耶雄嵩、矢樹 純。

「最新ベストミステリー」の刊行はこれに留まりません。来月12月には、『奸計の遁走曲フーガ』を発売予定です…!


04.『ギフテッド』藤野恵美

賢い子どもに生まれたって、強く生きられるわけじゃない。
賢い子どもを産んだって、簡単には育てられない。
高い知能を持つことは、神様からのギフト? それとも試練?

国内トップの大学を卒業し一流企業に就職したものの退職、現在はフリーランスの翻訳者として慎ましく暮らす凛子。 姪の莉緒は、読書と昆虫が大好きで論理的思考が得意だが、融通が利かずコミュニケーションに難がある、危うい小学生だ。 莉緒の中学受験に伴走することになった凛子は、周囲の期待にうまく応えられなった自分の半生を振り返るーー

先日、著者の藤野恵美さんと書店周りをさせていただき、サイン本を作成させていただきました!


……気になる一冊、見つけていただけたでしょうか?
12月は3作を刊行予定です。どうぞお楽しみに!


【11月新刊発売中!】


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