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【DAY1】愛の100コメント特別公開

青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。

コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます!

今日から約1か月、疲れた平日の夜は”カバヒコメント”に癒されてください。
そして、お近くの書店で『リカバリー・カバヒコ』を手に取ってくださったら嬉しいです。
※ご紹介はコメント到着順です。
※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。

それでは、スタート!!


本日の愛の”カバヒコメント”

#1 安心と幸せの特効薬

大好きな青山さんの新作をいち早く触れられることが出来て光栄です。
こんなにも元気をもらえる一冊があるでしょうか。
からだの中に渦巻く見えないしこりが溶けて消え優しい光に包み込まれていく様に。 安心と幸せの特効薬を頂きました。

あおい書店富士店 望月美保子さま

#2 気持ちを委ねたくなる表情

なんか面白い題名だなぁと読み初めたカバヒコは力をもらえる本でした。 誰もが傷ついたりするときに安心感をもたらしてくれるカバヒコが素敵。 あの何にもこだわっていないような顔だから癒されて気持ちを委ねたくなるのかも。
誰もが共感できる内容で胸が痛くなりながらもそれを乗り越えリカバリーしながら成長する様子には胸が熱くなります。
更に今回もちゃんと猫が登場してくれて嬉しかったです。

コメリ書房鈴鹿店 森田洋子さま

#3 青山さんの作品はお守り

人が生きていく上で様々な局面で大なり小なり悩みはつきもので誰かに相談出来れば良いけれど言葉にうまく表せない感情だったり自身の弱さを露呈するようで恥ずかしかったりつい見栄を張ってしまって後悔したり誰にでも当てはまるようなエピソードが心に沁みます。
誰にも言えない悩みを黙って聞いてくれるカバヒコがマンションの住民達の救いでありそれぞれの転機にもなっていてなんだか神社のお稲荷さんみたいだなぁと思いながら読ませていただきました。
青山さんの作品はいつも孤独な心に寄り添いそっと癒してくれる私にとってはお守り的な存在です。

有隣堂町田モディ店 原田明美さま

#4 ”大丈夫”の言葉がここに

頑張って生きていたはずなのに、ちょっとした事でくじけてしまう事があります。 そんな心にそっと寄り添ってくれるリカバリー・カバヒコ。
カバヒコの存在自体が優しいのはもちろん、カバヒコに頼る人たちも、カバヒコに対して優しいのがとても良いです。
無理して傷ついても、心も身体も修復可能なんだ。 痛みも苦しみも、背負った分だけ経験と記憶が上乗せされて、ちゃんと良くなる。
つらいことがあっても頑張ろうと思いました。
私にも、カバヒコのような存在がいてくれます。 ぬいぐるみなのですが、自分がそのコに抱いている癒しや大切な気持ちと、この物語に出てくる人たちがカバヒコに抱く気持ちがそっくりで、ものすごく共感したのでした。
背中を押してくれるのではなく 背中に手を当ててさすってくれるような。 大丈夫だよって言ってくれるような。
素敵なお話をありがとうございました!

未来屋書店小山店 松嶋真知子さま

#5 逃げてばかりじゃずっと苦しい

辛い、苦しい、それはあの人が原因、あのことが原因。
でも気付いた。不調の原因はすべて自分の中にあったんだ。
自分のそんな心が自分で許せなかったんだ。
違うと思っても人の目を気にして言わないことは、本当の自分じゃない。
本当の自分じゃないから苦しすぎるんだ。
カバヒコに触れる。それは自分の触れたくないものに触れること。
逃げてばかりじゃ、自分を騙してばかりじゃずっと苦しい。
本当の自分を出して好きになりたい。

ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さま

#6 それはただのボタンの掛け違い

マンション近くにある公園の中にある年季の入った遊具。
この遊具に触れると・・・
正誤や善悪とまでははっきりしていなく、ただタイプが違うだけや合う合わないでも疲弊してしまうストレス社会の中で、気にすることはない、ただのボタンの掛け違いと教えてくれるかのよう。
他者からではうかがい知れず自分では「躓きかけてるな」と感じてしまうことが多々ある日々の生活の中でそっと寄り添う連作集。
「カバだけに」を合言葉にしてしまいそうです。

明林堂書店 南宮崎店 河野邦広さま

#7 言葉を使わない応援の気持ち

頑張れ、頑張って、その言葉を使わずともあなたを応援したいという青山先生の想いが伝わってくる。
読者として、書店員として、作家さんと直接会わずともつながっている気持ちになる。大きく果てしない優しさを感じる物語。
個人的には1話目が好きで、あと自分だったらリカバリーカバヒコに触れて治したいのは身体全身と言いたいところだけど、持病がある呼吸器系かなと思いました。

AKUSHU BOOK&BASE 石田美香さま

#8 老いを感じ不安におののくけれど

カバヒコはただの公園のカバの遊具なのに、のんきな顔もずんぐりむっくりな体型も可愛らしく思える。
頭に「バカ」なんて書かれて可哀想に思ったり、古びていて人によって泣いているようにも笑っているようにも見える。
そんなカバヒコに愛着のようなものを感じる。
人間関係に悩んだり、目の前の嫌な事から逃げるために嘘をついてしまったり、嫉妬や不安を感じたりすることは誰にでもあることで、私も覚えがある。
この物語はそんな自分の嫌なところや弱さをリカバリーしてくれる。
私は最近、老いを感じて将来の不安におののいたりしていて、 「不安を抱くのは想像力があるから」 という一文に救われた。 人はきっとリカバリーできる。 願いも希望も込められた物語だった。

くまざわ書店 新潟西店 大谷純子さま

#9 明日への一歩になる

それはちょっとしたきっかけに過ぎないのかもしれない。
でも、その”ちょっと”が停滞していた気持ちを、背中を押してくれる。
それが明日への一歩になるのだ。カバだけに…😉

くまざわ書店名古屋セントラルパーク店 大洞良子さま

#10 優しくて愛しい都市伝説

こんなに優しくて愛しい都市伝説があっただろうか。
じんわり心にしみて、あたたかくてほっとする。素敵でした。
「心も体も頭も前とは違う自分になる」という言葉は今後の自分にも言っていきたいと思います。
カバヒコに会いたいなあ。

明屋書店小郡店 玉井慎一さま

いかがでしたか?2日目もお楽しみに!


『リカバリー・カバヒコ』青山美智子

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