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【桃太郎ES】犬 忠泰(23歳 私立大学大学院理系)

これまでがんばったこと(=学生時代がんばったこと)
私は学部2年次から動物文化学のゼミに参加して日々研究活動に勤しんでいる。研究テーマは「柴犬の平常行動とヒトの動物行動解釈についての考察」である。私は幼少期からヒトと近いところで生まれ育ってきた。意図せず首をかしげると人間は「話を聞いているの?」などと言って丁寧に話しかけてきた。私は当初、自身の行動が人間の認知に影響を及ぼしていることに疑問を持つことがなかった。しかし大学に入学後他国からの留学生との交流を通じて、これは私の犬種特有の現象ではないかという仮説を持つようになった。そこで国内外20種の犬種とその飼い主との行動を細分化した15の分類で観察、記録を取り、考察を得た。また、これまでの科学論文において限界とされていた定性調査に独自のモデルを開発して定量的な示唆を得ることに挑んだ。その結果、米国で開かれた国際発表にて優秀発表賞を獲得することができた。(378文字)


自己PR
私は論理的に思考し、冷静沈着にチームを支えることが得意であるが、何より新しいことに挑戦することこそが私の原動力となっている。私は大学1年次に鬼退治へ同行した。当時村で桃から生まれ、変わり者と言われていた友人に声をかけられた。彼の評判は村では芳しくなく、近寄りがたい存在だったしかし、彼のリーダーシップとビジョン、そして彼のインセンティブに心を打たれた私は同行を決めた。鬼の生息地域の特定にあたっては自分自身の強みである鼻を最大限活用して貢献した。しかしそれでは退治戦略を立てる上で不確実性が存在すると判断し、目撃情報を地図上に落とし込み、時間と出現鬼数の明確化、所持している武器やこれまでの挑戦者へのインタビューを通じて戦略の明確化を実施した。入社後はこれらの分析力を最大限に生かし、どんな部署に配属されようとも持ち前の行動力と冷静さで困難を乗り越えていきたいと思う。(380字)

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