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東京都新宿区の弁護士です。新事務所設立を機に何か書こうと始めました。事務所設立の顛末を…

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東京都新宿区の弁護士です。新事務所設立を機に何か書こうと始めました。事務所設立の顛末を勢いで書き、その後は行き当たりばったりです。所属事務所はこちら→https://gaienhigashidori-law.com/

最近の記事

郵便料金の値上げ⤴

今年の10月1日から郵便料金値上げですってね。 例えば   ハガキ 63円→85円       封書  84円→110円 レターパックライト 370円→430円 レターパックプラス 520円→600円 仕事柄しょっちゅう郵便を出すもので、 郵便料金の値上げには敏感です。 以前に比べてサービスの質が落ちているというのに どういうことなんだ・・・。 ここ近年相手方や依頼者の方との紙の書面のやり取りは かなり減らしてきたつもりですが、 今後は一層郵便を使わないようにしようと思い

    • ふらふら読書記(5)

      低地 ジュンパ・ラヒリ(訳:小川高義) ここ数か月中に読んだ本の中で最も衝撃を受けた話。 インドのカルカッタで育った仲の良い兄弟、 長じて弟は過激な共産主義革命運動に身を投じ、 兄は弟に同調することなく、研究者としてアメリカに渡る。 やがて弟は友人の妹と結婚し、実家で落ち着いたかと見えたものの、 密かに続けていた革命運動のために警察に追われ、 両親と妻の目の前で警官に射殺される。 知らせを受けて実家に戻った兄は、 弟の妻の妊娠、彼女の実家での不遇を知り、 兄は彼女をアメリ

      • ふらふら読書記(4)

        フレンチ警視最初の事件/F.W.クロフツ(訳:霜島義明) フレンチ警視最初の事件、と言ってるけど、 今回フレンチ警視は随分なかなか出て来ない。 しかも、漸く登場しても、全然捜査に乗り気じゃない(笑)。 本編にほぼ出ずっぱりのフランク、キミはダメな奴だ、 ダルシー、あなたフランクなんかに引きずられてはダメ、 とこちらは心の中でアドバイスを送っているのに、 ダルシーはゆるゆる道を外していくし。 そして問題の事件が起き、 そしてダルシーはおかしなことを始めるし。 ダルシーは元の

        • ふらふら読書記(3)

          ムーンライト・イン/中島京子 冒頭、 登場人物がずぶ濡れで到着した土地の風景描写を読み、 あ、これは○○駅の駅前だ!と分かったのが嬉しかった。 確かにちょっとうら寂しさが漂う場所。 浮かれてブルーベリー摘みに行って割と酷い目にあったな。 それぞれに事情がありいつ崩れてもおかしくない中、 絶妙なバランスで成り立っている、 年齢・性別・境遇がばらばらな5人の共同生活の物語。 中島京子さんの話に出てくる女性は静かだけどパワフルで、 心底困った状況に陥っても どこか客観的なユーモ

        郵便料金の値上げ⤴

          ふらふら読書記(2)

          幽霊ホテルからの手紙/蔡駿(訳:舩山むつみ) 語り手の友人が幽霊客桟 (客桟=旅館、みたいな感じらしい) という名前のホテルに行き、 そこから毎日語り手宛に手紙を送ってくる。 読者は語り手の立場でその手紙を読んでいく、 というスタイルで話が進みます。 そのホテル、なんか色々ヤバくて、 「泊まらない方がいい」「帰った方がいい」 「そこは行かない方がいい」 「深入りしない方がいい」 とあれこれこちらは思うのだけど、 彼は全然帰らないし、 案の定深みにはまるんですね。 とても恐ろ

          ふらふら読書記(2)

          ふらふら読書記(1)

          見知らぬ乗客/パトリシア・ハイスミス(訳:白石朗) あのヒッチコックの原作の!と言っても ヒッチコックを観ていないので、そこはよく分からない。 昔読んだ時の印象は、 登場人物の行動が意味不明すぎ、 そしてやたら暗い、 という程度でした。 しかし、この度何となく読んでみたところ、 暗い、重たい、は相変わらずですが、 登場人物の心理が丁寧に描かれていて、 例えば、 チャールズ(交換殺人を持ち掛ける方)の ガイ(交換殺人に巻き込まれる方) への思慕の気持ちとか(いや、大分捻れてま

          ふらふら読書記(1)

          事務所開設ヨロヨロ日記(番外)

          引越しは完了した。中も片付いた。 もういつでもお客様をお迎えできる。 そんな時 室内側のドアノブが取れた。出られない…。 常駐の警備員さんにSOSして外から開けてもらいました。 私の不手際による警備員さんの出動はこの時すでに3回目。 (何って、間違えて警報鳴らしたりとか…) ごめんなさい。そして本当に有難うございます。 ドアノブはもちろん、すぐに付け直してもらい、 ドアの開け閉めはもう絶好調ですから、 安心していらして下さいね。

          事務所開設ヨロヨロ日記(番外)

          事務所開設ヨロヨロ日記(完)

          独立が決まってから3か月弱、 なんとか事務所設立完了です。 葉っぱの舟で激流下りに出かけるような気分ですが、 今までどおり、 一つ一つの事件でよりよい解決を目指すのみ。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

          事務所開設ヨロヨロ日記(完)

          事務所開設ヨロヨロ日記(また寄り道)

          GW明けから6月頭はちょっとイベントあれこれ忙しくて。

          事務所開設ヨロヨロ日記(また寄り道)

          事務所開設ヨロヨロ日記(7)

          電話だ何だに手こずっているうち、 もう5月の連休です。 休み中に事務所の来客用の机でも物色しましょう、 ということになり、 ゆうさんと家具の大型店舗へ。 そして机探しもそこそこに、折角の休みだし、 ってことで まあ、1杯か2杯か3杯。

          事務所開設ヨロヨロ日記(7)

          事務所開設ヨロヨロ日記(6)

          さあ、現実逃避はそのくらいにして、 新事務所の準備をば。 まず大事なのは電話、FAX、インターネット。 (え、FAXって何?っていうかププッ、て 思われた方おられると思いますが、弁護士にとっては必須アイテム) 電話はNTTにするかIP電話にするか悩み、 ネットと併せてNTTに決めたら決めたで申込みが非常に面倒、 もうキレそう。 そしてまた電話機どうするかであれこれあって、 たかが電話、されど電話、 ここがなかなかの難関でした。

          事務所開設ヨロヨロ日記(6)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道5)

          さて。まだまだ帰らない(早く帰れ!)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道5)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道4)

          そんなこんなで青森に上陸

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道4)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道3)

          函館3日目、もう帰る、の、か?

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道3)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道2)

          函館2日目、晴れてご機嫌。

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道2)

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道1)

          函館初日、荒天なり。

          事務所開設ヨロヨロ日記(寄り道1)