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自分の印象を上手に操作する方法

相手に嫌われたいと思う人はいないだろう。

しかし、だからと言って相手に好かれる事は簡単な事ではない。

そう思っていないだろうか。

実は、相手があなたに好意的な印象を持つように仕向ける方法はいくつか存在するのだ。

そして、それらの方法に複雑な事は一つもない。

今日は、相手から好印象を得るための方法を解説する。

人には「好意ゾーン」が存在する

実は、人はそれぞれのイメージの世界で“好きなもの”と“嫌いなものを配置する空間を作っている。

具体例を挙げてみよう。

例えば、私が友人に「あなたの嫌いな人を思い浮かべてください」とお願いする。

この時友人は右を見ながら、自分の嫌いな人物の事を思い浮かべた。

次に「では、好きな人の事を思い浮かべてください」とお願いするとどうだろうか。

今度は左を見ながら、好きな人の事を考えた。

ここから分かるのは、私の友人は嫌いなものや人物を右に、好きなものや人物を左に配置してるという事がわかる。

感の良い人ならお気遣いだろう。

つまり、自分に好意的な印象を持ってもらいたい場合、相手が好ましいイメージを配置している場所に自分を配置すれば良い。

私の友人が相手だった場合、例えば左側から話しかけるという方法がある。

並んで歩く場合は、友人の左側を歩くというのも良いだろう。

しかし、注意しなければならないのは、人によってイメージの配置位置は違うという事だ。

相手のイメージの配置を把握するには、私の様に、好ましいこと、好ましくない事をイメージ出来る質問を行う事と良い。

その質問に答える時の僅かな視線の動きを把握して、それに合わせた位置に自分が動く。

これによって、相手は好ましいイメージの空間にいるあなたの事を、無意識的に好意的な印象で捉えるのだ。

好印象のゾーンを自ら作る

とは言っても、その様な質問を出来ない場面もあるだろう。

その場合どうすれば良いのか。

答えは単純で、こちらが相手のイメージの配置を操作すれば良いのだ。

例えば、あなたがポジティブなイメージの話をする時には右手を動かしながら話す。

そしてネガティヴな話をする時には左手を動かす。

この様な会話を繰り返すことで、右手=ポジティブなイメージ、左手=ネガティヴというイメージを相手の心に刻む事ができる。

そして、自分の事を話す時には右手を動かしながら話す。

そうすることで、自然にあなた=ポジティブなイメージという事を擦り込む事が出来る。

この手法を活用することで、初対面の相手にも、あなたを好意的な印象に植え付ける事が可能となる。

人の無意識の力

人は日常生活の中で、「よく分からないけど好き」ということが非常に多い。

よく分からないけど好き。

よく分からないけど嫌い。

この様な事が日常生活で非常に多く見受けられる。

これらは無意識の力であるということを知っている人は少ない。

裏を返せば、意図して相手の無意識に働きかける事ができれば、相手に気がつかれる事なく、自分の印象を操作する事が出来るのだ。

今回はその様な技術を解説した。

世の中には、その様な技術を意図的に使用している人が存在する。

あなたもそちら側の人間に今日からなれる事をご理解頂きたい。

そして、くれぐれも悪用しない事をお願いしたい。



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