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短所を長所に変えるリフレームの技術


人には誰しも自分の嫌いなところや、弱いと感じている部分がある。

そして、やっかいなところは、人はそういうところにこそ目が行きがちという事だ。

しかし、今回紹介するリフレームの技術を使うことでその問題は解決する。

そして、この方法は読んだその瞬間から使える技術である。

是非、一度試して欲しい。

短所を長所に変えるリフレーム

冒頭でも述べたが、人には誰しも短所がある。

そして、人は短所にこそ目を向けがちだ。

自己PR文において、短所は書けるが長所が見つからないという悩むをよく聴く。

その様な相談を受けたら私は一言こう述べる。

「短所をひっくり返しなさい」

これこそがリフレームという技術の一つだ。

リフレームとは、物事の見方を変える技術である。

一見短所に見えることでも、見方を変えれば長所になるということだ。

例えば、とても“うるさい”人がいたとしよう。

“うるさい”と言えば、印象が悪いが、“元気”な人と言い換えればどうであろうか。

とたんにポジティブな印象になったのではないだろうか。

すぐ怒る→感情表現が豊か
優柔不断→慎重に考える
勉強が出来ない→伸び代がある

など、この様に短所を逆の意味で捉えてみると簡単に短所を長所に切り替えることが出来るのだ。

「物は言いよう」とよく言うが、全くその通りなのである。

結局は捉え方次第で、物事の良し悪しは決まるのである。

しかし、リフレームの技術は、単純に短所をひっくり返すことだけではない。

その性質を使う場面を変えることで、長所に切り替える考え方も出来る。

例えば、“うるさい”人の例を挙げよう。

うるさい人は、授業中や映画館では迷惑な存在になるだろう。

しかし、それが楽しい宴会の場面ではどうだろうか。

たちまち“愉快で楽しい人”に変わるだろう。

この様に、短所はそれを活かす場面という物が存在するのだ。

短所をひっくり返す。
短所を活かせる場面を考える。

この考え方を身につけることで、もはや短所という存在はあなたの世界から消えていく。

相手を勇気付けるリフレーム

リフレームの技術は、自分に使うだけではもったいない。

落ち込んでいる相手にリフレームしてあげると、相手の力になれるだろう。

「お前は八方美人だと嫌味を言われる」

こんな悩みを打ち明けた相手に、あなたなら何と答えるだろうか。

様々な答えが想定されるが、彼の発言をリフレームするならこうなるだろう。

「たくさんの人に合わせる事が出来るなんて、共感性が高いんだね」

八方美人と言われれば、人の顔色を伺い、誰にでもいい顔をする、ずる賢い奴の様な印象を持たれる。

しかし、顔色を伺う技術、それに合わせる技術、それらを持ち合わせている人物が貴重なのも紛れもない事実だろう。

八方美人は、センスがなければ出来ないのである。

人は悩んだり、落ち込むとマイナスの事ばかりに目を向けがちだ。

そこであなたが、リフレームの技術を使い、物事の捉え方を変えてあげればいい。

相手も現実の見方を変え、新たな答えが見えてくるはずである。

過去を変える唯一の方法

今回は、短所を長所に変えるためのリフレームの技術を解説した。

リフレームとは物事の捉え方を変える技術なのである。

みなさんは過去を変えたいと考えた事があるだろうか?

残念ながら過去を変えることは出来ない。

しかし、過去の捉え方を変える事は出来る

失恋の過去は、相手の事を本当に大切に思えた自分に気づかせてくれた経験かもしれない。

失敗の過去は、現代の自分になることが出来た一つの結果かもしれない。

確かに、過去の事実は消すことができない。

しかし、捉え方を変える事で現在の在り方は変わる。

捉え方一つで、人生は不幸にも幸せにもなるのである。



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