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完璧じゃないという完璧

ついに関西も梅雨入り。(そう、クシコ、関西住み)
どんよりしそうな気持ちのアクセントとなっているのがBTSのカムバック。
新曲「Yet to come」の歌詞は30歳の私に刺さる。

そんなBTSが昨日、グループでの活動休止を発表した。
驚きではあったが、まずは一旦お疲れさまと言いたい。
なんせここ数年の彼らは、グラミー賞やバイデン大統領との対談、ホワイトハウス・国連スピーチなど、初めてや専門外の大舞台を猛スピード、かつハイクオリティで成功させてきた。

一見、完璧な人々の集まりに見える。
そんな彼らもバラエティ番組で見せる姿は、良い意味で「普通」の感覚を持っている少年達で、”BTS”というブランドは7人で支え合って築いてきたことを教えてくれる。
音楽が大好きな年相応の心身を持った少年達が、葛藤しながらも成長をしていく等身大のストーリー。
そこにファンが共感をして魅了されていった結果、BTSはワールドワイドなスターとなった。

つまり、完璧じゃない姿を包み隠さず見せることが大切なのだ。

私は完璧主義で100点を求める。
自分の中で100点が出なければ次に進めない。普通じゃダメ。

ただ、そんな堅苦しい人間より、等身大で素直な人間の方が魅力的なのは容易に想像がつく。

完璧じゃない方が、より人間らしくて完璧に近いのではないのか。

私はアイドルと違って、人に好かれることが重要ではない。
ただ、人と関わることで自分の可能性はより広がるし、人と関わる人生の方が私には向いていると感じる。
だから完璧を求め過ぎす、
「今の私はこんな感じ。そして、これからも変わっていくよ。」
そんな風に肩の力を抜いて生きていきたい。

最後に、BTSの活動休止について…
自分が何者で、本当は何をしたいのかを考える暇がないことに苦しんでいたこと。
9年間走り続けてきても、その「普通」の感覚を忘れなかったこと。
それらに対してメンバーに、そして、それを受け入れた事務所に、賛辞を送りたい。
どれだけ成功を収めても、一人の人間としての幸せの本質を忘れず、譲らなかったことが何よりも尊いこと。
BTS第二章が彼らにとって自分らしく幸福に満ちたものになることを願います。

You and I, best moment is yet to come!

クシコの小話

先日漬けた梅シロップの写真をメイン画像にしました。
ずっとやってみたかった”梅しごと”

美味しくなかったらどうしよう。
カビて食材をダメにしたらどうしよう。
完成までワクワクした気持ちが無駄になってしまって落ち込むのは嫌だ。

こんなところでも完璧主義が邪魔をしていました。
でも最近自分と向き合う中で、
きっと作る過程も楽しいし、失敗してもそれはそれで経験
と割り切ることができて、やっと重い腰を上げてトライしました。

結果…
まだできてないのにもう満足!
(単純。笑)

30年積み上げてきた考え方・捉え方ってそう簡単に変えることはできない。
だから、こんな風に少しずつ一歩ずつ、変わっていきたいと思います。

以上、クシコでした!

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