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我が読書迷走微録

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迷走ばかりの我が読書遍歴を微文で紹介する記録。
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#ノーベル文学賞

「眠れる美女」川端康成

日本初のノーベル文学賞受賞作家による淫靡と退廃の世界は、その本質の一部を垣間見る。
老いてゆく中で芽生える人間の情念とは何か?
それは老いていかなければ辿り着くことはできないのか?

「死者の奢り・飼育」大江健三郎

文学エリートによるフランス文学臭を漂わせた、ノーベル文学賞受賞者の若き日の作品群。
コロナ禍によって世界中に死臭が蔓延する時、生の意味を問いただすために再読する価値がある。 #大江健三郎 #死者の奢り #ノーベル文学賞 #読書 #小説