【読書】アガサ・クリスティー⑦
皆さんこんにちは、花車です🌷
今回は、クリスティー作品に関して書いていきます。
今年初です!
いつもどおり、5冊紹介します。
これまで紹介してきた作品はこちらから↓
それでは早速見ていきましょう!
31.『ハロウィーン・パーティ』
題名は楽しそうなものですが、実際には、ハロウィーン・パーティの後、ジョイスという女の子が水の入ったバケツに顔を押し込まれて亡くなっているのが見つかるというショッキングな事件が扱われています。
まだ読んだことがないという方は、今年のハロウィーンの時期にでも、ぜひ手に取ってみていただけたらと思います。
32.『ビッグ4』
いつも参考にさせていただいている『アガサ・クリスティー完全攻略』(霜月蒼 著)では、「エンタテインメント小説の研究者以外は、『ビッグ4』を読む必要はない」とまで書かれていたので、読むかどうか迷いましたが、いずれは全冊読破したいと思っており、手に取りました。
読んでみると、ハラハラドキドキできて楽しかったです。私は、普段ミステリーを読むとき、自分で推理してみることよりも、場の雰囲気や非日常感を味わうことをメインに楽しんでいるため、『ビッグ4』もあまり違和感なく読めました。
33.『ねずみとり』
『ハロウィーン・パーティ』と同様、季節感のある作品です。冬に読みたいミステリーを探していて辿り着きました。
大雪と山荘というだけでわくわくしますね。少しずつ春の気配がする今日この頃ですが、寒い日に暖かい部屋の中で楽しむのにぴったりです。
34.『青列車の秘密』
季節ものを読んだり、気になった作品に寄り道したりしつつも、前から順に一冊一冊読んでいこうと思い立ち、『スタイルズ荘の怪事件』から『ビッグ4』までは既に読んだことがあるので、次の『青列車の秘密』を手に取りました。
殺人、盗難、資産、不倫、相続。様々な要素がたっぷり詰まった作品で、なかなか全体像が見えずにもどかしい一方、登場人物一人ひとりの事件への関わりを考えると面白いです。
35.『邪悪の家』
まず、『青列車の秘密』では不在だったヘイスティングスの登場が嬉しかったです。やはり、ポアロとヘイスティングスの掛け合いは魅力たっぷりです。
怪しく見える人は色々といて、しかし本筋ではない犯罪に関わっている場合もあって、というクリスティー作品ではよくある正統派の構図で、さくさく読めて面白かったです。
★見出し画像紹介
映画『ノッティングヒルの恋人』のロケ地となったノッティングヒルです。カラフルな建物が可愛らしいです。
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