カナダの誕生日に感じる事
Happy Canada Day!!! 🇨🇦
少し遅れましたが7月1日はカナダデーと言いましてカナダの独立を祝う祝日でした!
もちろん今年はコロナウイルス感染の影響で外出などはあまりできませんでしたがみんな家の庭にあるプールでお酒飲みながら家族と過ごしてました!(さすがカナダ笑)
そんなことで交換留学生として一年間カナダで過ごした私がカナダについて思うことを書いていきたいと思います。
多様性
カナダで過ごしたことがある方はわかるかもしれませんがカナダという国には本当にたくさんの人がいます。たくさんの人というのは人種、民族、国籍、性別などたくさんの人を分ける要素がたくさんあり、それぞれの人が共存しているということです。
カナダでは移民の受け入れを行なっているので近年ではアジア、中東の国々からたくさんの移民がカナダへと渡ってきて生活をしています。
私はカナダの大学でマーケティングの授業を受けたのですが、カナダをマーケティングで欠かせないのがそう「多様性」なのです。カナダの公用語としては英語とフランス語の二つがあり、多くの国民がいますがその他の民族や人種の方々も非常に人口が多いので中国系の方や中東系の方向けの市場ができるほどの規模があるのです。もちろん授業の中でも本当に様々なバックグラウンドを持った学生と勉強することができるのでこんな価値観なかったということを知ることができます。
本当に様々な人が住むためもし日本人がカナダへ渡航したとしても外国人だからと言って特別な待遇は受けることはできません。日本で聞いたこともないようなネイティブスピーカーのスピードで話してきますし、嫌なら本当に嫌だという態度をします。その点で過ごしやすいと感じる人とそうではない人がいるかと思います。
自然
カナダのイメージといえば広大な土地ではないでしょうか笑
私自身が留学した場所はトロントから車で1時間半ほどのナイアガラ地区だったので周りに自然がある環境でした。とてもカナダ人は「自然」と過ごすことが多いなと感じました。
夏にはビーチや裏庭のプール、釣り、ピクニックなど趣味や家族の時間を自然と接した形で過ごすのでストレスを適度に発散することができます。特に今年はウイルスの影響で混んだ場所には行けないので、自然と過ごす時間が見直されているかと思います。日本でも週末に居酒屋やカラオケより「自然と遊ぶ」という選択肢がもっと増えてもいいかなと思いました。(日本は都会多いからかもしれない)
家族
これはカナダではなく欧米の国に共通して言えることかなと思いますが家族との繋がりや時間というものの優先度がすごく高いと感じました。それは海外ドラマ(SUITS)などを見ていても感じますが現地では肌で感じました。
特に私が良いなと感じたのは感謝や愛情表現を素直にできる点です。ホームステイのホストマムがよく違う町に住む息子と電話をしていたのですがその会話の最後でいつも
「 Love you , Bye 」「Love you too 」
と言っていたりバスの乗客はみんな降りるときに運転手さんに「Thanks, Have a great day」と言っているのを聞いて素晴らしいなと感じました。
日本で生まれ日本で育った私にとって「父は会社で遅くまで働き、帰ったら子供は寝ている。母とは反抗期を迎えると話もしなくなる」という典型的な日本の家族、親子が当たり前だったのでとても新鮮でした。日本の社会構造や文化的な部分なので変えるのは難しいですが、「仕事」と「家族や友人との時間」に境界線を引いて割り切って自分の人生を生きるという形を若い世代の私たちから選択を始めても良いのではないのでしょうか?
母の日にはお母さんに「ありがとう」を
父の日にはお父さんに「ありがとう」を
そんな言葉が素直に言える国や家族になれば良いのになと感じます。
日本人よ、世界はもっと広いんだぞ
私たち日本人というのはとても特殊な民族ではないかと思います。それは日本の地形的に外国人と接触することなく、内の人間、つまり日本人だけで生きていける点です。そして日本人しか世界で話さない日本語を我々は使用しています。
もちろん日本には歴史や伝統があり素晴らしい文化を持っていますし、私もその部分は日本人として誇りに思います。しかし、あまりにも内と外の境界線を作りすぎではないでしょうか?
日本の人口減少は深刻化し、10年前には考えられなかったほどの外国からの方々が日本に渡航してきています。都市部のコンビニでは日本人はあまりみることはなくほとんどが外国籍を持つスタッフの皆さんが働いています。
そして、今日本の社会や習慣に疑問を感じている人がたくさんいるかと思います。(働き方や年功序列など)そして我々はいつの間にかそれは当たり前で変わることのないものとして受けれてしまっているのではないでしょうか?
「もっと外を見ましょう!」
選択肢は実は山のようにあって、住む場所や仕事だって自分の決意で決めることのできる時代に我々は生きています。そのための一つのツールが「英語」であり、「カナダ留学」であるのかもしれません。
ぜひ見たことのない世界を自分の目で確かめ、肌で感じてください。
最後に
本日の記事でも取り上げた「家族」についてもう一回考えるきっかけを作るために私が18歳でガンの母を亡くした経験を元に本を出版しました。
過去記事からご確認できますのでぜひご支援のほどよろしくお願い致します。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
Have a great day!!
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