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トホホなワーホリ体験記〜俺の屍を超えていけ〜

こんにちは、Takumiです。

これまでに、自分のワーホリ経験を元に書いた以下のnoteで、

・ワーホリとはどんなものか

・ワーホリに行くとどんな能力が得られるのか

・その能力がなぜ大切なのか

をお話しました。

そして、注意点として、ワーホリに行ったからといってかならずしもそれらの能力が得られるわけではなく、あなたの頑張りが大切だ、ということもお伝えしました。

このように偉そうなことを言ってしまった私ですが、自分のワーホリ経験を振り返って、頑張り切ることができたのかと問うと、答えはNOです。

今回は、そんな私のトホホな日常をお伝えして、みなさんの教訓にしていただきたいと思います。

トホホな日常その1 バックパッカーズにて

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私のトホホな日常はオーストラリアに着いた瞬間から始まります。

出発前、せっかくワーホリに行くのだから、偶然性に身を任せようと思い、オーストラリアのケアンズに行くということだけ決め、仕事や家は現地についてから探そうと考えました。

ここまでは良かったのですが、すぐに臆病風に吹かれます。良い家や仕事がすぐに見つからなかったらどうしようという不安から、最初に滞在する安宿(バックパッカーズと呼ばれる、何人もが同じ部屋で寝泊まりする宿泊施設)を、3週間も予約したのです。

今思えば、これはあまりにも長過ぎました。2週間もあれば十分だったと思います。3週間もあったことで安心感が出て、何もせずにぼーっとする時間が流れていた気がします。

また、このとき、もっと他の宿泊客と会話していれば良かったと思っています。ヨーロッパ系の人たちに囲まれて滞在していましたが、勇気が出ず、彼らの輪の中になかなか入っていけませんでした。

つまり、私は異国の地に着いて早々、自分の殻に閉じこもってしまったのです。これはもったいないですよね。

トホホな日常その2 家探し

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3週間も宿泊したので、その間に家と仕事は無事見つけることができました。しかし、ここにも臆病で保守的な自分が見え隠れします。

まず家ですが、結論から言うと、台湾人がオーナーで、僕以外は5人の台湾人が住むシェアハウスに住むことにしました。

日本人とだけは住んではいけない、それでは日本から出た意味が無くなってしまう」という思いがあったので、そのラインはクリアしましたが、なんとも煮え切らない着地点です。

もちろんオージー(オーストラリア人のこと)がオーナーの家もいくつか訪問しました。しかし、汚いのですとにかく汚いのです。キッチンが、そしてお風呂が、時にはリビングまでもが。

清潔な日本でぬくぬくと育った私には、そこで半年上暮らすということが耐えられないことのように感じました。そんな中で見つけたのがこの台湾人オーナーのシェアハウスだったのですが、そこは非常に清潔で、安心感がありました

家賃等も変わらなかったため、「これは妥協になっちゃうな〜」と思いながらもそこに住むことを決めました。

汚くても不安でも、そういう状況に身をおいてこそ得られたものがあったのではないかと今では思っています。

トホホな日常その3 仕事探し

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家が決まれば、今度は仕事探しです。なんてったって”ワーキング”ホリデーですから。留学との一番の違いも、やっぱりここですよね。

ワーホリに行く人がよくやるのが、レジュメと呼ばれる履歴書を書いて、何十枚も印刷し、様々なお店を渡り歩いて、とにかく配りまくるという修行です。

僕も真似して10枚くらい印刷しましたが、3件くらいお土産屋さんなどを回った時点で心が折れました。お店の人に話しかける恥ずかしさと、おそらく雇われることはないだろうと感じたときの情けなさが容赦なく僕を襲ったのです。

そして、あえなく、職探しはインターネット上にその舞台を移しました。

当初は、「やっぱり英語が使える仕事が良い!」と考えていました。しかし、時期が悪かったせいもあるのか、なかなか良い職を見つけることができませんでした。

そんな中、結局僕が選んだ仕事は、日本人観光客のための観光ガイドでした。言語の壁の無い、いわゆる安全パイ。オーストラリアにまで来て、日本人向けに、日本語で話し続ける仕事を選んでしまったのです!

そしてここから、オーストラリアでの日本語漬け生活がスタートしてしまうのでした。

言うまでもないことですが、もっと英語を使う仕事をしていれば、英語力ははるかに伸びていたことでしょう。なんとも弱気な職業選択でした。


まとめ

以上のように、私はワーホリ生活中、様々な場面で臆病風に吹かれ、妥協案ばかり選んでしまったのでした。

ワーホリは自由です。どんな選択をしても誰にも責められません。そんな状況では、ついつい弱気な自分が出てきてしまい、安全な道を選んでしまいがちになります。

これからワーホリに行く皆さんは、ぜひこの記事を参考にし、私の屍を乗り超えていってください!

不安に負けそうになったときこそ一歩を踏み出してください!

ここだけは譲れないという自分ルールを決めて、それだけは守り抜いてください!

みなさんのワーホリ生活に幸あれ!


次回予告

次回は、トホホ続きのワーホリ生活でも、絶対に行って良かったと思っている理由についてお話したいと思います!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!