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煉獄上司(これやったらプログラマーとして三流以下)

こんにちは。
先日、超シャレオツなカフェに行きまして、ノートPC広げて仕事しようとしたら、Windowsのスタート音が爆音で店内に響き渡りまして、顔から火が出るかと思いました。
絶望です。

さて、今日はプログラマーなら守りに入るな的な話をさせていただきます。

いるんですよね-、お客様の要望を片っ端から蹴飛ばすプログラマー。
もうねぇこういう人には仕事頼まなくなります。

いやね、ちょっと前に新しいプロジェクトが立ち上がりまして、ビジネスパートナーさん達を集めていろいろやろうとしているんですけど、もう、ネガティブな発言が多すぎまして。

「そういった機能は見たことがない」
「それはできないですよね」

そんなんばっかり。

挑戦しようという前向きな発言はないんかい?
という感じです。

はっきり言ってリスクを取れないプログラマーは伸びないです。

見たことがない機能を作るからパイオニアになれるんです。そして他社に無い機能ということで差別化されて評価されるわけです。

コピーはだれだってできるんです。
IT業界は進化の激しいところなんです。
0から1を作れないと生き残れません。

気持ちは分かりますけどね。
そりゃ、やったことないことをやるのは怖いですよ。
おそらく過去に酷い目にあったんでしょうね。できると言ってからやってみてダメで損害賠償問題になったとか。分からないでもないです。

大手になればなるほど新機能開発において、できるか否か、しっかり裏を取ってからジャッジします。
経験があればあるほど、なるべく安パイを取ろうとするもんです。使い慣れている開発言語を使うし、実績のあるフレームワークを使おうとします。

これって良く言えば慎重なんですけど、見方を変えると自分の経験がすべてでそこから外れたものについては片っ端から突っぱねようとしているとも言えます。

ITテクノロジーの進化は速く、クラウドインフラをはじめミドルウェアや開発言語の進化が凄まじいです。新しいものを使うことによって、コストダウンやパフォーマンス向上が見込めるときもあります。

それらの可能性を調べもしないで弾くのはプログラマーとして三流以下です。
IT業界25年の中で、こういったプログラマーをたくさん見てきました。
残念ながらこういった方々は技術者としてパッとしませんでした。

自分が知らない技術を使わなければならないシチュエーションになったとき、できない理由を探して断るのではなく「まずはやってみよう」と、幾つになっても前のめりな姿勢でいることが一流なのです。

ここ数年、新人教育が本格稼働しまして私は毎年新人に「できない理由を探すプログラマーになるな」としつこく言ってきました。

「できない」を連呼したところで仕事は取れません。仕事頼む方は「やってみます」「調べます」という言葉が欲しいんです。

やってみて結果ダメだったということであれば仕方がありません。なぜやる前から「それはできない」を連呼するのでしょうか。

あなたが道を切り開けば良い。パイオニアになっちゃえよ!
と内心思うのですが、なぜ立ち向かってくれないのでしょうか。

以前「できない」を連呼する古株プログラマーに我慢できなくて言い返したことがあります。
AWS周りの事でできないを連呼するもんだから、
「ほんとに〜?」と思い、調べたらできたんですよ。しかもちょっとググッたら出てきました。

このできないプログラマーの方には早々にプロジェクトから退場してもらったことは言うまでもありません。

プログラマーは自分自身で限界を作ってしまったらおしまいです。限界は超えるためにあるのです。

一昔前、WEBシステムのUIでドラッグ&ドロップはできませんでした。
といっても短い期間です。海外のプログラマー達が「俺がやってやる」とばかりにできた証拠となるサンプルをサイトに上げはじめました。
そして瞬く間にその技術は応用化され日本のプログラマーもドラッグ&ドロップが使えるゴージャスなUIを持ったWEBシステムを開発するようになりました。

道を切り開くプログラマーが世界には5万といます。私の知り合いにもとんでもない変態プログラマーがいます。彼は「できない」という言葉を使いません。
常に「やってみます」「調べます」と言って、数日後にはサンプルを持ってきます。難易度が高いケースでは妥協案を出してくれます。

優秀なプログラマーというのは常に前を見ています。だから40になっても彼ら彼女らは企業から引っ張りだこで、専属になってほしいと高額で招き入れられます。
そして天狗になることなく、さらに新しい機能を作ろうとします。生涯現役、本物のプロフェッショナルです。

できないと言ってしまったらそこで終わりです。その先はありません。

プログラマーはクリエイティブな職業です。
ユーザーが困っていることをコンピューターを用いて解決してあげてユーザーが喜ぶ。至ってシンプルなそのやり取りに達成感や充実感を得ます。

今までに何度もお客様から感謝の言葉やメールをいただいて私はプログラマーを続けてきました。管理職となりコードを書く時間は減りましたが、先日社内向けにちょっとした便利機能を作ったところ、物凄く喜ばれました。

プログラマーは周りをハッピーにできるんです。

そのためには常に自分の技術を磨くこと。まさに戦うプログラマーです。
※私この本が好きで若い時に何度も読んでモチベーションを上げてました

生涯現役。私もそうでありたい。。。

ではまた。

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