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彼氏に、 Taylor Swift - The Man のMVみてもらった感想

彼女のナナです!🐥
今回は彼氏のジュウに、Taylor Swiftの 「The Man」のミュージックビデオを観てもらった話について書きます。
性差別やフェミニズムに触れています!

「The Man」について

テイラー・スウィフトが2020年に公開した「The Man」については、
FRONTROWの記事がわかりやすくまとめているのでぜひご一読ください。

歌詞と和訳、意味などは洋楽日和の記事がわかりやすかったです。

MVをみてもらおうと思った経緯

ナナはもともと性差別の問題に関心がありました。
無意識的な女性蔑視や男性優位に違和感があり問題意識を唱えてきました。

ジュウもそこに理解を示してくれており、
付き合いたての頃は『82年生まれ、キム・ジヨン』(女性の生き辛さを描き、多くの共感と議論を呼んだチョ・ナムジュ著の小説)を貸し借りして読んだり。

「The Man」を聴いたときも歌詞の一つ一つに共感しました。
特にサビの部分で出てくる、

I’m so sick of running as fast I can
Wondering if I’d get there quicker if I was a man

この部分は、
一生懸命頑張りながらも、どこか「追いつかないんだろうな」と感じてしまう気持ちの複雑さと
男性に遅れを取り、大小様々なことを諦めてしまう世の中の女性たちの話が重なり
キャッチーな歌なのになんて残酷なんだろう、と感じました。

ただ同時に、自身が女性に肩入れしていることも自覚しているため、
身近な男性であるジュウがこのMVに対しどのような感想を抱くのか聞いてみたいと思いました。

彼氏の感想

今回、デート中に何の予告も無くジュウにMVを観てもらいました。(笑)
そこで出た感想や、話したことなどが以下のとおりです。

■ MV視聴後

・男だったら気を使わなくても良いことを女性が気をつけないといけないんや
・男/女の振る舞い方とかを風刺してる感じ?

■ 歌詞を読んだあと

・would beを多用していることは変えられないことの諦めを表現しているのかな?
・待遇の差を強く主張した歌詞だなと思った

■全部ひっくるめて

・性差別に中立の姿勢を持っている身からしたら、差別に対する怒りを上手に表現しているなという感想だけど、描写の中で「めっちゃ衝撃!」「発見!」とかは無かった
・本題について無関心な人に向けてなら効果的だと思う

二人で話した「フェミニズム」

ジュウの感想を聞いた後、二人でフェミニズムについて話す流れになりました。

男性のジュウからすると、フェミニズムが行き過ぎて「ミサンドリー」(misandry; 男性嫌悪)化してしまうことや、
SNSで男性を論破することが目的になってしまう問題に関心があるようでした。

・社会構造によって生まれる課題自体を批判するのではなく、個人を責めてしまう風潮は良くないね

・一般的にフェミニズムに対してあまり良くない印象があることも、個人の発言にスポットライトを当たってしまうことが原因だったりするんじゃないかな

・〜〜ニズムと、ラベリングすることによるコミュニティ形成のプラス面は理解できるけど、派閥になると対立してしまう。難しいね。

そんな話をしました!

男性の性差別に対する意見を知ることが出来てよかったです。
という感じで、今回は「The Man」のMVを起点にカップルで話したことでした。

ナナ

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