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【サスティナビリティ】ボードゲームで学びつつ、働き方や学び方のデザインを

岡田です。サウナ生活により、肌にもハリが出てきました。一方で、人間ドッグで、コレステロール値が前回検査時より高くなっており、凹んでいます。こんにちは。

1. SDGs を学ぶボードゲームでつながりを

社会人の方々と現役の大学生向けに SDGs を学ぶボードゲームを実施させていただきました。皆様、ご参加ありがとうございます。参加していただいた方々から、下記のような声を頂くことができました。

【参加してみたの感想(抜粋)】
・講義だけではなく、初めてのボードゲームが純粋に楽しかった
・ゲームしながらも過去事例などを学ぶことができ、とても楽しかった
・サステイナビリティという言葉は聞いたことがあってもなにがどう問題視されているかを今まで理解していなかったので面白かった
・SDGs の基本的な部分などから、自分たちの日常への繋がりを感じた
・災害などのイベントが自分たちの予定を狂わせることが実感できた
・横のつながりやパートナシップの重要性を感じることができた
・一つの SDGs 項目のレベルを上げようとすると別の項目のレベルが下がること、世の中が複雑に関係していることが理解できた
・好景気のイベントで、お金の流れが良くなり、いろんな会社や学校が手を組んで、問題に取り組めるということがわかった
・「経営者とは」という問いに対し、日常に置き換えて考えることができた

「面白かった!」という感想が今回のイベントでの重要な要素なので、私自身も嬉しく思いました。そこに遊びや楽しみ、面白みがあれば継続できますね。

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参加者には「はじめまして」の方も居たかと思います。ゲームを開始して、場になれてくると、戦略的な思考や等価交換の条件、全体を見渡しての総合的な判断、イベントによる予期せぬ事象への適切な対処をする皆さん。

本当にみなさん優秀な方々で、大学で研究してきたこと、モチベーション、そして、今学びたいと思っていることなどを語っていただきまいた。我々、Y世代 (1980年代生まれ) も負けてられないと改めて感じました笑 

2. 「知らないことを知ること」から

私も含め、サスティナビリティやSDGs という言葉は聞いたことがあるけど、よくわからない。そんな出発点でした。そう、人間、まずは「知らないことを知る」ことから始めることが重要です。

例えば、世の中にはアムステルダムの都市で実際に取り組まれている「ドーナツ経済学」と言われる現在の経済モデルが提唱されていること。

3. ドーナツ経済学

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ドーナツの真ん中のように社会的な不足をすることなく、かといって資源全体の利用量が、環境限界である外側の円を突き抜けることもない。それがドーナツ経済学がキープすべき状態を維持する(上記の絵の緑の部分)です。

新環境政策とも呼ばれ、サーキュラーエコノミー(循環型経済)と共に世界的に注目されています。TED や YouTube等にもアップされているのでぜひチェックしてみてください。

ドーナツ経済学の引用:
https://ideasforgood.jp/glossary/doughnut-economics/


4. 世の中は複雑にできている

環境に悪いからプラスチックをやめよう、化石燃料ではなく、太陽や風力などの再生可能なエネルギーに注目が集まっている!等、こういったニュースや情報が記事をスマホなでよく見る機会が非常に多くなりました。

じゃあコンビニやスーパーマーケットでプラスチックバックじゃなくて、エコバックを使おう、という行動をとっていくのではなく、それらをやりつつ、その根本をもっと深く分析、研究、知っていくべきだと思います。そして過去の維持や歴史に学ぶ、ということが重要になっていると感じます。

ドーナツ型の経済学のモデルによる中庸を深く考えて行動をしなければなりません。世の中は非常に複雑にできています。

ボードゲームのプレイ中でも伝えた大切な SDGs の大切な思考法

「なにかをすれば、なにかに影響が出ている、ということ」
「時間やコストなど、その場で行えることには制限があること」
「自分ひとりでは達成できず、パートナシップが大切であること」
「経営や事業継続は非常に重要であること、但し依存はできないこと」
「主体的に事例や物事に興味をもっていくこと(自分ごとにすること)」

そして、日々のしごとや生活が経営者たち、そして社外の人たちとの仕事のつながりをきちんと知ること(サプライチェーン)。

例えば日々食べる食事や提供する製品やサービスが自分たちの事業の外でどういった風につながっているのか、興味を持つことが肝要です。

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サスティナビリティや SDGs を知る前に、そもそも経営についてもしっかり知ることです。経営や財務会計、マーケティング、人事などの基礎的なレベルをしっかり理解してから、アウトサイドインで起きている「サスティナビリティ」や「デジタル」などを学んでいくことが、一番おもしろいと思います。

SDGs や ESG、CSR、地球環境保全だけにフォーカスし続けても、説教臭く、怒られているような感覚で楽しくなく、ワクワクやクールを感じることができません(と僕は考えています笑)。

ただし事実のデータとして、ファクトフルネスとして、現状を知る、ということは真摯に受けとめていく、姿勢は非常に重要です!でないと観測できないからです。

5. 前回のイベントの様子

SDGs のメッセージ「 Leave, No Ones Behind (誰一人取り残さない世界)」やサスティナビリティ経営についてプレゼンテーションする様子。

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プレイが始まるやいなや、SDGs のゴールめがけ、様々な事例を学ぶ様子

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達成したミッションカードを眺める中小ベンチャー企業役の人

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6. 次はどんなことをやるの?

次回も Fun to work & learn をテーマにオンラインやオフラインなどでのイベント企画を継続してまいります。

・ 流通小売や衣食住エリア、消費財メーカ業界の現状
・ 最新のテクノロジーやデジタル戦略
・ ゲームをつかった財務会計や経営マネジメント
・ 地方や歴史などの探求型のテーマ
・お金や個人の生き方デザインの話

私の専門である「デジタルってなーに?」などお問い合わせください。

なにか自分たちでやってみたいこと、や今こんな事を考えている、みたいなことがあればいつでも御連絡くださいませ!

YOSHIFUMI OKADA | DIGITAL PROJETISTA
with.generation.2021@gmail.com








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