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村木嵐最新作『まいまいつぶろ』特設ページ
村木嵐さんの最新刊は異色の将軍、第九代将軍・徳川家重を描いた『まいまいつぶろ』。将軍のあだ名であった「まいまいつぶろ」とは「カタツムリ」のこと。
その悲しき理由に迫る落涙必至の書き下ろし、いよいよ発売です!
◆◆作品紹介◆◆
もう一度生まれても、私はこの身体でよい。
そなたに会えるのならば。
第九代将軍・徳川家重を描く落涙必至の傑作歴史小説。
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口がまわらず、誰にも言葉が届かない。
歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ蔑まれた君主がいた。
常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解するのはなんの後ろ盾もない小姓・兵庫。
麻痺を抱え廃嫡を噂されていた若君は、いかにして将軍になったのか。
「そなたは決して、長福丸様の目と耳になってはならぬ」
長福丸(後の徳川家重)が見るはずのないもの、聞くはずのないこと、それらを告げ知らせることは兵庫(後の大岡忠光)の役分を超える。
「長福丸様は目も耳もお持ちである。そなたはただ、長福丸様の御口代わりだけを務めねばならぬ」
廃嫡を噂される若君と後ろ盾のない小姓、二人の孤独な闘いが始まった。
人物相関図
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著者紹介
村木嵐(むらき・らん)
1967年京都生まれ。京都大学法学部卒業。2009年「春の空風」が松本清張賞候補になる。2010年、『マルガリータ』で第17回松本清張賞を受賞。故司馬遼太郎氏夫人・福田みどりさんの個人秘書も務める。
◆◆書店員さんからの声◆◆
たくさんの書店員さんより絶賛の声が届いております。
→書店員さんから感想の声、続々
→幻冬舎営業部のコグマ部長の書評
◆◆著者インタビュ―◆◆
京都在住の村木さんに、担当編集者がどうしても聞きたい7つの質問。メールでお答えいただきました。