14.第7夜　キレイごとでは伝わらない !　Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しいトリセツ (肖像KENの基本知識他)　

🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
→「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「やってはいけない」から「自分で自分を守る知恵」へ
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示す

(当文章は漫画やイラストをつける書籍化想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公　身長155㎝　元気者　ショートヘア
☆ハピー　スマホ学園のスマホティーチャー　異世界からの召喚能力をもつ　
　　　　　チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン　ハピーの先輩スマホティーチャー　普段はスーツ姿　長髪
　　　　　　　よくハピーの厄介事を押し付けられる　
☆校長　ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。

当ストーリー用語解説
GB (GIRLS & BOYSの略称)　

●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。とんでもない奴らが出てくるぞぉ。前回、ハピーはMR著作権の漢字変換ミスで謎の著作犬を召喚してしまう。そしてまた新しい犬が現れた。

肖像権とは「自分の容姿や私生活をみだりに撮られたり撮られた画像を公表されない権利。肖像自体にも財産的な価値があります。」

◎ヒロッチ
「あれ？　この前、友達が遊びに来た時の私の部屋で撮影した写真がネットで公開されてるぅ～。そう言えば以前、マリリンが街で勝手に撮影された写真をネットにアップされちゃったんだって。で、知らない人から連絡があって超気分悪かったって聞いた事があるよ」

召喚№13 Mr肖像権

(両肩の上に犬をそれぞれ1頭ずつ乗せたマッサラン)
◎マッサラン
「はーい。ワンちゃん大好きのマッサランです。実は昨夜、ハピーさんが漢字変換ミスによってMR肖像権の代わりに肖像犬も召喚しちゃいました。そこで今晩も私が説明しまーす」
◎著作犬&肖像犬
「ワンッ　! ! 」
◎ハピー
(下を向いて)「ニャンッ　! !」
◎マッサラン
「著作権で守られたのは著作物でしたが、肖像権/プライバシー権/パブリシティ権で守られるものは憲法13条に基づく『幸福追求の権利』です。その『権利』と一部として肖像権が認められています」

ややこしいので気にしないで

◎マッサラン
「ちなみに他人の権利や利益を侵して損害を与える事を『侵害』と言います」
「肖像権は以下の『公表や撮影』行為に侵害とみなされる可能性があります」
1.本人と特定出来る画像・映像であること
2.誰もが見れるネット等で公開されてしまうこと
2.公の場でない自宅等の私的空間で撮影されている事、又は偶然に映り込んでいないこと
3.本人が撮影・公開の許可を出していないこと
◎ヒロッチ
「肖像権を侵害されるとどうなるの　？」
◎マッサラン
「肖像権の侵害を理由に相手を逮捕する事や刑事罰に問う事はできません。但しSNSなどに投稿された画像や動画の削除を求めることや、加害者に損害賠償請求をすることが可能です」

◎ヒロッチ
「プライバシー権の侵害は　？」
◎マッサラン
1.一般的な感覚として公開して欲しくない内容であること
2.一般の人々にまだ知られていない事柄であること
3.私生活上の事実又は事実らしく受け取られるおそれがある事であること
公開時、この３つの条件が該当すれば成立と判断される可能性があります。もう少し具体的には住所・氏名・車のナンバー等の個人情報、犯罪歴、病歴、家庭問題、私的なラインやメールの内容、恥ずかしい思い出、知られたくない過去等が例として挙げられます」
◎ヒロッチ
「プライバシー権を侵害されるとどうなるの　？」
◎マッサラン
「投稿された画像や動画の削除を求めることや、加害者に損害賠償請求をすることが可能です」

◎ヒロッチ
「パブリシティ権の侵害は　？」
◎マッサラン
「財産的価値を持つ有名人の肖像権の侵害です。例えば芸能人の写真を無断使用で作成したグッズを販売すること、広告に無断で有名人の肖像や氏名を使用すること、商品販売の差別化の為に有名人の肖像を使用して販売すること、等が該当します」
◎ヒロッチ
「パブリシティ権を侵害されるとどうなるの　？」
◎マッサラン
「パブリシティ権侵害が認められた場合、被害者は、加害者に対し、損害賠償請求や差止請求等を行うことが考えられます。」
◎ハピー
「スマホによって簡単に撮影できた上に、アップしたり加工出来るようになったことで私達もマスターしておかないといけない権利となっちゃった訳ね。警察に捕まらないとしてもパブリシティ権の侵害は数千万円規模の大きな地雷になり得るので忘れないでね」
◎ヒロッチ
(私の笑顔でパブリシティ権をGETして一儲けできないかなぁ―。。。。)

(案外、欲が張ったヒロッチであった…)

◎ハピー
「ところでヒロッチ・・・・２頭のワンちゃんの事だけどスマホ動物保護条例のせいですぐには召喚元に戻せないのよ。あと3日ほどしたら帰るので少しいさせてあげてね。じゃあ疲れたのでお休みなさいー」
◎マッサラン
「ヤッホー　! よーし。一緒に遊ぼうー!　」
◎著作犬&肖像犬
(大喜び―☆)「ワンワンワンッ　!  !　」
◎ヒロッチ
「あんた達ね―私の夢の中で走り回ったり、爆睡したり、洞窟掘ったりひどくない　？」
◎マッサラン
「大丈夫ですよ。ウンチとおしっこは僕がきれいに片づけますからー」
◎ヒロッチ
「ぎゃぁ　! !」

(場面替わって雪山の崖の上のテントの横で寒そうに震えている男。防寒着を着込んでいるがそれでも寒そうだ。目の前には消えた焚火の後。。。)
◎MR肖像権
「おかしいなぁーそろそろ召喚される出番なのにな。はぁークシュンッ　!」

イラスト　
(二匹と犬小屋で眠っているハピー)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

【作者流言】
著作犬って何　？
肖像犬って何　？
すみません。責めないで下さい。ただの犬の名前です。
(これじゃあ駄目か。。。)
GBに対して著作権と肖像権についての固い説明のみで終わったら辛いし、つまらないと思いました。という事で無理矢理、意味不明なエンターティメントを入れさせて頂きました。他の章でも常にオチが組み込まれています。
関西人ですから許してください。
エンターティナー　!  !  !